The Eye of the World (Wheel of Time) - インターネットデパート

序章 ★★★☆☆

長い長い物語の序章。
剣と魔法の壮大な物語・・・
みたいに思われがちですが、基本的に逃げ回るばかりです。
主人公たちは田舎の農夫なので、戦うどころか剣の使い方も知りません。
常に敵に怯えてビクビクしてます。
ずっとその調子が続くので、モンスターとの戦いを期待していると拍子抜けするかも。
あと旅を共にする女性３人は全員がツンツンしていて、カワイイ系やおっとり系は居ませんｗ

面白いです。 ★★★★★

日本では味わえない壮大なヴィジョンの作品です。
文章も良いですし、設定も良いです。
ただ、日本ではライトノベル系の扱いになるのではないでしょうか。

実際、LORD OF THE RINGSもライトノベル系扱いでしたし。
ファンタジーは海外では文学の一分野です。
日本では空想をばかばかしいと捕らえる傾向にあります。
なので、このシリーズの作者ROBERT JORDANは日本では余り知られていないです。
なんだか残念だと思いませんか？
世界的ベストセラーの作家を知らないのって。

日本語訳も早川書房から出ていますので、一度読んでみては？
ただ、日本語訳はかなり癖のある訳なので、原書を堪能する事を一番進めます。

800ページ程ありますが、決して長くありません。
それどころか、丁寧な物語運びは飽きさせる事は無いと思います。
少しゆっくりとした始まりではありますが、直ぐに様々な謎に引き込まれる事請け合いです。

ファンタジーが好きな方ならば、英語学習にも良いかもしれませんよ。

指輪物語的出発 ★★★★☆

長大なファンタジー「時の車輪」の序章。私は同時に第５部「竜王戴冠」を読んでいるのだが、この「竜王伝説」の序章は、まさにファンタジーの王道を往く感じがする。どこにでもいるような羊飼いの若者が、女性異能者から旅に出るように言われる。そして、不気味な黒い騎士の存在。これらは、かのファンタジーの金字塔「指輪物語」の世界を踏襲しているのだ。そこから、第５部の「竜王戴冠」での今っぽいスピード・ファンタジーにどう移行していくのか楽しみだ。

壮大な物語のはじまり ★★★★★

tWoTの第１部です。tWoTは今まで９部ありますが、まだ終ってません。この第１部は本の序章しかないと言っても過言ではありません。しかし、十分魅力あります。本の冒頭の部分はちょっとペースが遅いってところもあるが、ストーリーが進みにつれ、だんだんペースアップし面白くなっていきます。本の最後の部分は、まだまだ終らないよっていうメッセージがはっきりと伝わってきます。要するに、極めてお薦めの１冊です。

壮大な物語への序曲 ★★★★★