55歳の風俗体験取材漫画家誕生
価格: ¥0
1985年、漫画デビュー。
当時の原稿料1P、8000円。
無名だったが、来る仕事拒まずで、
2005年には、原稿料1P22000円。
(うれしかったぁ~)
ところが、その後、訪れた出版業界大不況の嵐~!
描いた雑誌も作者には献本されず、
原稿料料も、支払われず、
勝手に、2次使用され放題・・・。
たまに依頼してくれる編集者の第一声は
決まって、こうだ。
「出版不況で、原稿料1P、7000円でお願いします」
気がつけば、デビューした29年前よりも、
原稿料が安い状態になってしまった・・・。
もう、笑っていられなくなり、Gペンを置こうと思った矢先に、
舞い込んできた仕事が、
某スポーツ新聞社の風俗体験取材漫画。
原稿料もカラー1P、5万円。
心の底から、漫画への情熱が、込み上げてきたが、
55歳の漫画家には、問題が・・・。
「愛妻家で風俗初体験」
「最近、ED気味」
そんな、55歳の漫画家が風俗体験取材をして、
読者に風俗の楽しみを伝えられるのか?
・・・お金のために、55歳、
とんでもない仕事を引き受けてしまった。
名も無き漫画家と、
某編集プロダクションとのリアルな関係に、泣いてください。
55歳風俗初体験漫画家と、
平成生まれの風俗嬢とのリアルな関係に、笑ってください。
名前のない漫画家が、いかに、惨めな存在か・・・
読めば、出版業界どん底の漫画家生活、丸分かり~。