関数単体の機能（使い方）を説明した解説書ではなく、このような処理を行い
たい時には、この関数とこの関数を組み合わせて使う、といった内容の解説書
です。
従って、関数の引数に関数などを使っているので、全体的に少し読みづらい
かも知れません。
しかも、見覚えのない関数だと思えば、ユーザ定義関数だったりします。
ユーザ定義関数などをつかうのであれば、その旨ハッキリと明示すべきだと思う
のですが・・・。
ホームページからサンプルファイルをダウンロードして、実際にパソコンで動か
しながら学べるのでこの点は便利です。
かなり応用範囲の広い内容ですが、傍らに関数単体の解説本をもう一冊用意して
読んだ方が理解が進むような気がします。

約４cmの厚さ、「この書籍、何者だろう」という気持ちで書店で手にしました。今迄EXCEL関数の書籍はずいぶん購入しましたが、これだけの情報量を、各項目１ページというルールを貫いてわかりやすくまとめているものは初めてです。感動しました。Excel関数は、何か必要な処理が発生した時に探してもうまく見つけることができません。この書籍を、読み物のように楽しみながら、ゆっくりしっかり目を通そうと思います。これだけの「技」を記憶に入れることができれば、何かの時に「あ、あれ」と思いつくようになれる、大きな大きな「関数のプール」の飛び込み台に立ったような、そんなわくわくした嬉しい気持ちです。自分の仕事が大きく変わると思う。机の上のディスプレイの横に、右効きの私がいつも左手で取り出せる場所に、しっかり居場所を確保しました。世に送り出してくれてほんとうにありがとうございます。Excel仕事のセーフティネットを手に入れました。