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電子ノート活用術 WG-N10

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: Outliner 伊藤 崇
Amazon.co.jpで確認
 いまどき手書きには理由があります。
 意外と売れている電子ノートを活用するための本です。

 電子ノートの機能は、スマートフォンやタブレットでアプリを使えば同じことはできます。しかし、これらの機器は、操作自体が目的となってしまい、本来やろうとしたことをしないで別のことをしてしまいがちです。
 Twitterに気を取られて、何をやろうとしたのか忘れてしまうということはありませんか。

 単機能のツールは、こうした誘惑がなくその機能を可能な限り使いやすくしています。複雑な操作を覚える必要もありません。こうした専用機を選ぶ人は、価格や機能よりも快適さを選んでいます。そのかわり、どう使うかという想像力がなければなりません。
 電話をしながら、スマートフォンで文字入力をするのは大変ですが、手書きなら問題なく書けます。手書きのメリットはここにあります。

 手書きの良さは、文字や文字を囲んだ丸や四角からもそのときの精神状態を知ることができます。何に感動したとか、興奮したとか、わくわくしたとか、感情を思い出すことができます。キーボードで入力した文字は、後から再利用しやすいメリットはありますが、こうした感情や精神状態までは分かりません。
 図や絵を書くことで、文章では表現いにくいことも記録することができます。写真の方が簡単でいいと思われるかもしれませんが、手書きの絵は心理状態も記録されます。心理状態が見え方に影響するので、見ている対象そのものは同じであっても、異なった認識をします。こうした感情も含めて記録できるのが手書きの良さです。
 手書きのノートには、思考の過程つまりプロセスが残ります。このプロセスが残ることで、思考のクセやパターンをつかむことができます。
 テキストデータ、直した痕跡が残らないドローツールなどは、完成品を仕上げるときには必要ですが、思考の助けにはなりません。だからあえて、デジタルツールで手書きをする必要があると思います。

・電子ノートでうまく文字や絵を書くには
 うまく書けないという人のほとんどが、画面に手を触れずに書こうとしています。スマートフォンやタブレットに慣れているせいで、画面に手を触れないようにしてしまいますが。画面に手をついても電子ノートは平気なので、紙のノートに書くように手をついて書けば問題ありません。

・定規が使える!
 電子ノートは、画面に手をついても大丈夫です。ペン先のように一点に圧力がかかったときだけ書けるようになっています。
 ということは、定規などをおいて線を引けるのではないか。ということで、試してみました。定規じゃなくても、カード類を定規代わりにして線を引いたりできます。透明の定規や、○や□が簡単に書ける「テンプレート定規」も使えます。

目次
■はじめに
■電子ノートの利点
■反射型液晶とは? なぜ電子ペーパーじゃないのか
■電子ノートの操作方法
■電子ノートの注意点
■リフィルを使おう
■メモとして使おう
■ノートとして使おう
■思考のための図解ノート
■リストも書いておこう
■ノートカバー
■ペン・スタイラス
■連携アプリケーション
■電子ノートをストレージとして使う
■あとがき
■奥付