の5つの順番で所見を拾い上げ、それらを総合して、診断を考えていくということで、明快かつ理論的な方法で心電図を読む事を教えてくれます。高校英語位のレベルの英文なので、慣れれば1週間もあれば読める分量です。巻末に付された応用問題では具体例を通して勉強でき、まさに目から鱗の連続です。
臨床実習でちょっとカルテをみれば、心電図は大概付いてます。rate,rhythm...と繰り返せば、自然と正確に心電図読めるようになっている自分に驚くはずです!!
コレ以上ないくらい懇切丁寧でかつコレ以上ないくらいシンプル。しかしFirstAidForWardsではA+にランクされている定番本です。「1週末でラクに読める」とありますから我ら日本の学生でも1、2週間あれば必ず読了できるでしょう。
初めての英語の医学書としても、「英書はハリソンとかなにかのごとく高尚で難しい」という先入観をぶちこわす意味でもコレは最適だとおもいます。
冒頭に書いたレベルの人でまだ迷っている人は、この本を見てむこうの医学生の絶賛ぶりを是非御覧あれ。