釈迦に学ぶ病気の治し方。病気は脳で治せ
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著者が自らのパニック障害を治した経験をもとに、整体師やアロマテラピスト、心理カウンセラーとして活動する中で宇宙の真理に気付き、病気の原因を、脳の働きの低下と考えることが、病気を治す一番の近道と解説しています。
病気を、船底に穴が開いた状態とすると、治療は入ってきた水を汲み出す作業であり、脳の働きを良くすることが、船底の穴を塞ぐ作業になります。
どんな病気でも、脳の働きが良くなれば必ず快方に向かいます。
日常で実践できる脳の働きを良くする方法もいろいろ紹介しています。
主な目次
はじめに
脳の性質
一般的な健康法
わたしの薦める健康法
病気の原因
生きる仕組み
脳の説明
快脳健康法の概要
脳幹と大脳の方向性のズレが病気を作る
お釈迦様の登場
煩悩は大脳にある
快感を感じる
快脳健康法初級編
快脳健康法中級編
悟りの瞬間
脳の働きに基づく健康法
医学は目覚ましい発展を遂げました。
にもかかわらず、多くの人が病気で苦しい思いをしています。
なぜだと思いますか?
それは・・・
なぜ病気になるのか分からないからなんです。
なぜ病気になるのか分からないから、どうすれば病気が治るのかが分からないのです。
一般に難病と呼ばれている病気だけではありません。
ガンも、糖尿病も、高血圧も、低血圧も、胃潰瘍も、胆石も、動脈硬化も、およそほとんどの病気は、その発生原因が分かっていないのです。
また、感染症のように病気の原因が細菌やウイルスだと分かっている病気でも、治療で治せる病気は限られています。
では、一旦病気になったら治らないのでしょうか?
とんでもない!!
どんな病気でも、生きる力がよみがえれば必ず快方に向かうのです。
私たちは、生きる力に支えられて生きています。
病気とは生きる力が低下した結果であり、病気が治るとは、生きる力が上がった結果なのです。
どうすれば生きる力が低下し、どうすれば生きる力がよみがえるのか。
それこそが、私がお伝えしたいことなのです。
そして、その方法こそがお釈迦様の言われた幸せに生きる方法なのです。
お釈迦様は病気をはじめとするすべての苦しみの原因は、自らの煩悩だ、と言われました。
私は、大脳の性質に気付いた時、同時に、大脳の持つ自己保護や一貫性という性質が自我であり、その自我が生み出すものが煩悩そのものであることに気付きました。
そして、脳幹にある本脳の働きが、私たちが本来持っている仏性だと知りました。
脳幹から湧き上がる、進化する、人とつながるという特性に従って大脳を使うとき、私たちは健康と幸せを手に入れることができます。
反対に、大脳の自己保護という性質に従うと、病気や不運に襲われることになります。
お釈迦様の言われた、煩悩を滅すると幸せになるというのは、単なる精神論ではありません。
脳の働きに根ざした、合理的な方法なのです。
症状を生むメカニズムは随分明らかになり、それにつれて治療で症状を抑えることは、ある程度できるようになってきました。
多くの人はそこに留まることしかできません。
なぜなら、病気は脳の働きの低下が引き起こすものだとは知らないからです。
本書は、脳の働きに焦点を当て、脳の働きを良くする方法について解説してあります。
ただし、精神論でもありませんし、抽象的な記述もありません。
医学的な知識はなくても病気の正体やその治し方が理解していただけます。
真剣に病気を治そうとした時、必ず大きなヒントを与えられる本です。