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闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)

価格: ¥530
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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銀行員なら必読の書!金貸しの真髄ここにありです!ぜひ買って読んで下さい。
血も涙もないけど金はある ★★★☆☆
高野の入社したカウカウファイナンスは、連日お客が列を切らさない。パチンコ依存の主婦や
おっさん、借金してまで人間関係のドツボにはまっていくOL。新人の彼は、丑島と名のる社長
の容赦ない取り立てを目の当たりにしていくこととなる。そこは、法を逸脱して荒稼ぎする、闇
金業社だったのだ・・・。


基本的に上下ジャージで、外出するときはぶかぶかのダウンジャケットというどう考えてもDQN
な丑島くんの借金の取り立ては容赦がない。読者の多くはそんな彼によってなされる仕打ちを
目の当たりにし、闇金だけには手を出すまいと心の底から誓うだろう。そこには借金返済を通し
ての「人間的成長」や「友情の修復」だといった逃げ場は一切ない。彼の脳内で駆動しているの
は、搾り取れるだけ搾り取るという「合理主義的経営感覚」ただひとつだ。

お金を貸した相手に対して使う主人公丑島の「くん付け」にも凄みを感じる。話はそれるが以前
飲食店でバイトしていたとき、どう見てもその筋の人たちを接客したことがある。その中のおそら
く一番偉い人が、胸に名札があったので何か頼むときでもずっと僕を「今田くん」と本名にくん付
けして読んでいたのだが、呼ばれてみてわかるがあれには独特の威圧感がある。あれは、表層
的には丁寧ではあるが、それは自分に刃向わない限りであり、少しでもこちら側に粗相があれば
一挙に状況は地獄絵図とかすという想像をこちら側にさせるくん付けであり、丑島にはそれに通
ずるものがある。

しかし、作画の観点から論ずれば、少々発展途上ということは否めない。崩れたデッサンやコマ
構成はともかくとして、なによりも(若い)女の子がかわいくないというのは致命的である。魅力的
な対象ほど、落ちた時の落下速度は加速度的に増す。下世話な物言いをすれば、読者にとって
は美女の堕落こそが一番の甘美な果実であるからして、続刊ではその観点からも期待したい。
すごいぜこれ ★★★★★
闇金て怖いですね。
借金すると大変なことになるね。
マンガの登場人物が、借金してあれよあれよという間に転落していく様が凄まじい。

パチンコにはまる主婦、見栄っ張りで買い物依存症のOL、バイトくん

主人公のカウカウファイナンスの社長の
「世の中は獲るか獲られるかだ。俺は獲るほうにまわる。」
というセリフが印象的。
怖・・・・・・・・・・・ ★★★★★
15巻まで読みましたが 一言で言えば「怖い」です
内容・描写が実にリアルで 且つ主人公が血も涙も無い悪党そのものと言う珍しいパターンです
同じ金貸しでもミナミの帝王のようにヤクザ等悪党から金を搾取するのではなく
自分より弱者から搾取搾取搾取の連続です
そのくせ 界隈を仕切るヤクザや金主には何もいえず要求されるまま金を譲渡するのみ
(現実的にはそうなんでしょうけど・・)
基本的には金を借りに来る客にトゴ(十日で五割)の金利で貸し付けそれを回収すると言うものですが
回収できなければ あらゆる手で回収しようとして
売春や風俗の強制斡旋 近所親戚から借りさせる等々
ただのOLが闇金に借りたばかりに 借金地獄 風俗 HIV感染 破滅・・・と言う回もありました
8巻では意図的に騙し(詐欺) 預金どころか家すら奪い取ると言う戦慄の回も・・・
現実では流石にここまで表立ってする事はありませんが
一部を除けば生々しいほどリアルで読んでから1週間ほどは鬱な気分になるでしょう
どんなに金に困っても絶対にヤミ金からは金を借りてはいけないと言う良い教訓になります
堕ちていく人の心理描写がいいね ★★★★☆
・ゴシップ雑誌や実話ナックルズみたいなネタが多いが、人の不幸をせせら笑うというよりは、冷徹に腑分けするような視点がある。嫌悪感すら抱かせるのは心理描写が鋭いからだろう。現代日本の少なからぬ人々のメンタリティを野ざらしにするような悪寒と快感がある。多少身に覚えのある人にとっては吐き気を催すしろものだろうし、実際にエライ目に逢っている人にとっては(といってもその人がサバイバルしてればの話だが)、大筋あたっているけど、なんか軽いな、と思うレベルの構成が多い。更生施設なんかに行けばもっと怖い話が聞けるしね。
・ウシジマの出番がだんだん少なくなるところがむしろよい。彼が現れすぎると陳腐になる。
・スプラーッターやサイコパスの登場は、やりすぎてる場面ではむしろ滑稽である。
・法的知識、債務からのサバイバル術などはナニワ〜の方が詳しいが、この作品の救いようのなさと、少しばかりの希望の方がリアルではある。
・深夜ドラマ化するらしいが、無理でしょ

2番?いや3番?4番煎じ? ★★☆☆☆
闇金が消費者を追い込み、カタにはめて(借金で首がまわらないようにして)、暴利を得る一方、消費者が破滅していく過程を描いた漫画です。
こういうテーマは人間の欲望がストレートに描かれることが多く、多くの人の興味を刺激します。
古くはナニワ金融道、それを一部パクったミナミの帝王が有名で、テーマとしてはこれらと同じです。
ですが、違う点があります。
簡単にいうと以下になります。
ナニワ金融道やミナミの帝王にあってこれにない特徴
・無思慮な消費者が堕落していく様を描く中の、ある種の滑稽さ(どこかコメディタッチのドタバタ劇)
・金融にまつわる法的知識の導入(さわりですが、読む消費者にとっては、最悪の決断をしないための逃げ道のヒントになります)
・以外な展開(当事者が思いがけない方法で反撃を試みたりして、話にメリハリがつく)
・えげつないながらも、底通する人情(消費者が失うものを失ったあげく、吹っ切れて再起を決意したり、金貸しが情けをかけたりする救いがある)


この作品はこれらの特徴がほとんどありません。
単に金貸しが消費者を食い物にして、いたぶる様子を書いているだけです。
破滅や死体がみたいという人間の単純な欲望を刺激するだろうなというだけで、つまんないというのが率直な感想です。
追い込む様をひたすら描きたいがために、債務を極端に膨らます必要があり、金貸しの金利も冗談レベルです。
ちょっと借りた→無理矢理短期間でカタにはまる→破滅という具合で、金貸しの手口やドラマとしてのディテールが、ナニワ金融道やミナミの帝王に比べ、圧倒的に足りません。
正直、これを読むくらいなら上記2作を再読するほうが有意義でしょう。第1巻のエピソードはいくつかネットで試し読みできるので、まずそちらをお勧めします。