タイトルと目次で判断して購入いたしました。
しかし、読んでがっかり！
「世界一わかりやすい」って言うのは、全く違いますね。
読んでいて、途中で辞めたくなりました。（最後まで読みましたけど）
私の経験で、途中で辞めようと思ったことはまれです。

それの訳は、世界一わかりやすいとはとても思えないからです。
・専門用語を、専門用語を使って説明している
・文章がわかりにくい
・図などを使ってわかりやすくする努力の跡が見えない
・全体的に、この本で何を言いたいのか分からない
・自己満足に終わっているのでは？
等々、あげたらきりがないのです。

私は、数冊ですが書籍作りに携わった経験がありますので、売れるタイトルを付けたい気持ちは分かりますが、あまりにも内容と違いすぎます。
特に、ＷＥＢを活用したマーケティングは、直接顔を合わせないので、お互いの信頼、信用が最重要視されるのは、前提条件だと思います。
その前提条件を、この著者は無視しているのではと思われます。
貴重な様々な経験が、死んでいるのではと残念です。

この本はタイトル通り、非常にわかりわすい切り口と、まとまった内容で最後迄一気に読みました。最近よく耳にするキーワードの意味と、基本的なマーケティング方法を合わせた説明書は初心者の自分にもとても理解しやすい本でした。
やはりGoogleやAmazonの機能は、いろんな部分でこれからも非常に注目されそうですね。

気になった点は、一般的なWebの本には必ずと言って良い程載っている画面写真などのイメージがなかったので、全体的に同じトーンに見えて少し寂しい感じを受けました。
また、多くの事例や一部参考URLがありましたが、可能な限り事例名称のURLを注釈できれば、今後読み返したり、他人に興味深い内容を紹介する際に便利な参考本になる気がしました。

それから、個人的な感覚では文量の割に、ちょっと値段が高いような気がしました。