昔のドレスの下って?裏側は?どうやって着るの?全て図解してあります
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1730~1930年までの貴婦人のドレスが詳細に図説(白黒)されてます。裏側がどうなっているか、ボーンはどう入っているか、紐でどう結んであるか、レースの幅やら刺繍の柄やらボタンのサイズまで詳しく微にいり細に入り解説。婦人服のドレス中心ですが、ドレス下の肌着、コルセット、ペチコート、靴下、靴、手袋、婦人帽、パラソル等さまざまな小物類(アクセサリー除く)をサイズや色の表記を伴って掲載してあります。靴のカカトの高さや幅、パラソルの柄のサイズまで有り。手書きスケッチ風ですがとても分りやすく、柄も入ってて白黒なのにカラーを見たような気になります。ここまでやるか?!と思う位の著者の観察力と熱意に感服する1冊。昔のドレスを復元するに必携かも。