現代の子供たちへ
★★★★☆
日本の神話の中でも有名なお話として、
天の岩屋戸ややまたのおろち、因幡の白うさぎ、海幸山幸などがありますが
現代の子供たちは“三大太郎”(桃太郎、浦島太郎、金太郎)のお話さえも
なじみが薄くなっているのが現状のようです。
そういった中で、日本史には必ず出てくる『古事記』を
わかりやすく読みやすく伝えている本だと思います。
子供たちが大好きなカードゲームなどには
古事記に出てくる単語が結構使われていたりしているようで
中学生に読み聞かせをした時に、その単語に反応している子供たちも結構いました。
もちろん、語源なんて知らなかった子供たちがほとんどのようです。
古事記を語り伝えた稗田阿礼 を捩ったキャラクターが出てくるゲームもあるようで…
読み聞かせの際はピックアップして読むことになりますが
この本は著者がアレンジしている文面とはいえ
少しでも日本神話の美しさを感じ取ってくれたらと思っています。
古事記ではない
★☆☆☆☆
出雲井氏の創作に近い。古事記に依拠しているそうだが、内容がかなり違う気がする。「入門書」としては、この手の試みはいいと思うが、違う内容になってしまっていては、それこそ、日本の神々を冒とくしている。
日本の神話って良いですね
★★★★★
とにかく読みやすく、興味はつきず、一気に最後まで読めました。
挿絵がたくさんあって、そのイラスト一枚一枚が本文と相まって
とてもやさしく語りかけてくるようでした。
ぼくも含めて経済至上主義に陥っている現代日本人には、
忘れていた何かを思い出させてくれるかもしれません。
こんないい話が日本にあったとは
★★★★★
ぼくももう日本の神話に触れないで成長してしまった世代です。この本を読んで、もちろん実話じゃないのは分かっていますが、いい話だなーって思いました。日本人としての道徳心の根幹になるような話ですね。現在1歳の我が子がもう少し成長したら、一緒にまた読みたいと思いました。
日本人だから読んでみてもいいかな
★★★★☆
日本人なのに、意外と知らないのが日本の神話。これは子供にもわかりやすいように易しく、目に情景が浮かぶような語り口で書かれているのが特徴です。日本という国が生まれるところから、神様が日本に下りるまでの話が収録されています。神様の名前の意味の解説があったりするのも嬉しかったですね。なかなか興味深い内容でした。