まず自分のおススメは、＃１．Abbot kinney　 ＃３．Here I am ＃５．Shadow behind 　＃８．Bring down the Orion ＃１０．This way ＃１２．Have you seen the rain? かな。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　特に＃１２はイントロを聞き一瞬でクリーンデス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの名曲、雨を見たかい？だと分かった。なかなか渋い選曲がLove Psychedelicoらしいっすネ。　 　

いずれのジャンルにせよ、傑作と言われる作品には、
光と同じ存在感で影がつきまとうという定義が、
芸術に接するときの、ただ一つの視点になっている。

音楽の善し悪しを正確に語る知識は持ち合わせていないが、
このサウンドに宿る影に、生きることの厳しさ、苦しさ、おぞましさ
を確かに感じる。明るい曲調の背景に、
油断も隙もない闘争心があり、生きたいのならば
戦うしかないという意欲を、否も応もなく掻き立てられる。

この歌があれば、生きていける。
とすら思え、他の曲はまあなくても何とかなるはず。

糖度だけが高い果実は、美味しい果実ではない。
ましてや酸味のみの果実など、好んで食べるものではない。
高い糖度の中に、
気がつかないくらいに、酸味が乗っている果実が、
いわゆる最高級の果実なのである。

そして、芸術もまたしかり。

ラブサイケデリコは初期からのファンです。あまり派手に活動しないのでコンサートには行ったことなく、どんなグループなのかもわからず
ただ音楽性・声が好きでCDを購入しておりました。今回もとりあえず聞いてみようとCD購入しましたがやはりいいですね。特に透明感のある声が最高、カバー曲の選曲も40代の私にはたまらないものばかりです。
最近はテレビでもよく見かけるようになり、ますますファンになりました。
6月に福岡で行なわれるコンサートにも行くことが決まっており大変楽しみです。

今まで何故かイメージ的に敬遠していたLOVE PSYCHEDELICO.
実はちゃんと聴いたのはこのアルバムが初めてでした。
…衝撃です。参りました。さながらアヴリル、というか完全に洋楽。
今まで聴かなかったことを本気で後悔しました。
まずVo.の女性が素晴らしい！流れるような流暢な発音にストレスフリーな癒し声。
1曲目のサビの"And if you want it〜"の所とかツボ過ぎて何回もリピートしてます 笑。
でもやはり初めて聴いた僕にとってはアヴリルにしか聴こえないっていうか(良い意味で)、
本当にストレートで真っすぐなガールズロックという感じで感激でした。
ガレージロックというのかな…とても愛着の湧く、シンプルで奥深い構成。
雰囲気もアメリカ西海岸の陽気な匂いを残しつつ、
ちょっとノスタルジアな懐かしさも漂う感じが気に入ってます＾＾
良いアーティストに出逢いました。
今更ですがこれからもチェックしていきたいと思います！

自分は通勤の時に聴くのがオススメ！
NAOKIのさわやかなギターの音色、
KUMIのキュートな歌声、
朝に「ABBOT KINNEY」を聴きながらだと
憂鬱な朝も元気に出勤できます！