3巻までと違って
全4巻で完結させるべく
無理やりストーリーを進めている感が否めません
これまで
丁寧にマニアックに書き込んでいただけに
非常に残念です

最終巻のみ２または3冊に分冊して
書き直して欲しいな
ホント

主人公は「Zガンダム」に登場する敵組織「ティターンズ」のテスト・チームに
所属する一パイロットであり、彼等の視点から見たストーリーが展開される。
小説版では、グリプス戦役終了後の軍事裁判を描いた「裁判編」が収録されている。
機動戦士Zガンダム外伝　ティターンズの旗のもとに 上巻 アドバンス・オブ・Z
機動戦士Zガンダム外伝　ティターンズの旗のもとに 下巻 アドバンス・オブ・Z

この最終巻には、グリプス戦役開始から終了までのストーリーが収録されている。
そのため、ストーリー展開は速くなっている。この漫画版では「裁判編」は
扱われていない。しかし、小説版には無い場面が追加され、登場人物の描写も
小説版より細かくなっている。私見では、登場人物の「覚悟」も漫画版の方が
強くなっている。
この巻でも、漫画版でしか見られない場面は多い。特に「ガンダムTR-6」が結末
に至るまでの過程が大きく異なる。この漫画版で、TR-6は「ティターンズの象徴」
と呼ぶに相応しい活躍を、最終局面にて見せてくれる。

「雲上人」であるティターンズ上層部が、どのような人物であったか描かれない、
アクシズのMSが登場しない、この巻のストーリー展開が速い、等の不満はある。
しかし僕は、小説版では見られない（印象的な）場面が見られただけでも嬉しかった。

　収録内容
Ｅｐｉｓｏｄｅ３４　流転の果て
Ｅｐｉｓｏｄｅ３５　蜂起
Ｅｐｉｓｏｄｅ３６　碧空の刃
Ｅｐｉｓｏｄｅ３７　黒鉄の楯１
Ｅｐｉｓｏｄｅ３８　黒鉄の楯２
Ｅｐｉｓｏｄｅ３９　顕現１
Ｅｐｉｓｏｄｅ４０　顕現２
Ｅｐｉｓｏｄｅ４１　顕現３
Ｅｐｉｓｏｄｅ４２　ＴＲ-６
Ｅｐｉｓｏｄｅ４３　誰がために
Ｅｐｉｓｏｄｅ４４　信念のゆくえ
Ｅｐｉｓｏｄｅ４５　最善の選択
Ｅｐｉｓｏｄｅ４６　別れの告白
Ｅｐｉｓｏｄｅ４７　アスワンの遺児
Ｅｐｉｓｏｄｅ４８　ティターンズの旗のもとに

　遂にＺの時代に繋がるガンダムｍｋ２強奪事件から最終話コロニーレーザーを巡るメールシュトローム作戦までを描く最終巻！
　エウーゴに合流するジオン残党ゾラ、真実を知ったブラックオター隊のメンバーそしてティターンズの理想と上官の命令に忠実に従ってきたエリアルドは艦長と隊長の最後の命令に･･･
　急転する歴史の流れに翻弄されるキャラクター、ガンダムらしいコミックですね。