※他のこの著者の本とは違うので注意!(ブタシリーズ他)
★★☆☆☆
ブタとブッタなどとはジャンルが大きく異なり、歴史の本(マンガ)です。
田辺さんの「私本源氏」に続く、大笑いの源氏物語でした
★★★★★
田辺聖子さんが『新源氏物語』とは別におどけて書かれている私本源氏の中では、源氏の君は
白い卵つるりん…といったふうに描かれていたと思います。
美しくつるりんなものですから、上品な貴族らしくして、高貴な方々の前では、あくまでも高貴に
振る舞っている源氏です。
一方、こちらでは、超頭でっかちの茶色い栗ではありませんか!
漂う色気など微塵も感じられないさまです。
これで、帝の御前に出たり姫君に言い寄ったりしているのにはケッケッケと笑ってしまいました。
片目をボヨーンと大きくした驚きの顔やうなだれる様子など、漫画でこそ表現できるものがあり、
たいへんに愉快でした。
人物関係がある程度把握できていないと、すらすらと読むのは少々難しいかもしれませんね。
完全な初心者向けというのではなくて、興味はあるけど訳本を完読するのはチトしんどいという
人は楽しめる一冊ではないでしょうか。
つらいかも
★★☆☆☆
源氏物語には前から少し興味を持っていたけれど文字だけの本を読むのは少し辛そう・・そんな気持ちがあったのでこの本を見つけたときは「いけるかも!!」という感情があふれてきた。なぜならそれは漫画であり、それも4コマで簡潔にまとめられたものであるから。さっそく本を注文し物が届くのを心待ちにした日々。。。商品を手にしはやる気持ちを抑えながらページをめくると・・俺って頭悪いのかな・・進んでは戻って、進んでは戻っての繰り返し。
正直に言うと、内容が濃いのか、登場人物が多いのか、頭が悪いのか、
分からないけど読んでいても内容と登場人物が頭に入らない。
全然進まないしあまり面白いと思えない。それぞれの登場人物に対する説明が少なすぎる気がする。
漫画だから簡単でいいんじゃない?って気分で買うと痛い目を見るかも。
源氏物語を読むサークル若紫で先生が使っていた本
★★★★★
分かりにくくて、かつ、超長たらしい古典をマンガにしてしまった。
一帖を見開き二頁にまとめ、図版も多くビジュアル的な理解ができる。
部分的には、セルバンテスの『ドン・キホーテ』と似た、恋の策略についての箇所もあることがわかった。
時の経過も視覚化して、見事に、分かりやすく表現している。
平安時代の作法や常識にも言及。挿入されている和歌は原文に添えて、解説文と簡潔な現代語訳がついている。
本書があれば、君もイッパチの源氏物語の解説者になれるから、スゴくない?
長ーい源氏物語を読まないで、読んだヨと見栄を張りたい人の必読常備たる書物だろう。
てっとりばやく源氏物語をものにしようと思ったら!
★★★★★
受験対策のために『源氏物語』をなんとかしなくては・・・と思っていた男子高校生。
母親から、漫画『あさきゆめみし』を読めば一発よ!と目の前に本をドサッと積まれました。(狭い我が家のどこに隠してあった!?)
しかし、出てくる人物どれもどの顔もみんな同じに見えていまひとつ理解できず…。
ダメだ!女の子の漫画は!
そんないきさつを学校の先生に話したところ、薦めてくれたのがこの本『まろ、ん?』
とても読みやすい!しかも、読んでいると「まろは・・・」というおじゃる丸の声が聞こえてくるような気がして、ますます親近感を覚えて読み進められた!
よっしゃ『源氏物語』はこれでいただきっ!なんて言ったら、紫式部に怒られそうかな…
迅速な対応有難うございました。
★★★★★
迅速な対応有難うございました。