一言!
★★★★★
英語読めなくてもイイ!!
V FOR VENDETTAが好きなら、眺めるだけでも満足出来る一冊やと思います。
実際、私がそうです!
ハードカバーは高くて買えませんでしたが、ペーパーバックでも充分重みがあるので、こちらで良かったかなと思いました。
Vグッズの中ではピカイチ!
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映画では無かったシーンの写真、カットされた台詞…、
日本語版で出して欲しいけど英語だからこそ味わえる良さかもしれません。
おそらく続編はありえない、だからこそ、この映画の余韻に浸りたい時に
手元に置いておきたい、そんな一冊です。
正直価格の高さと洋書であることに不安を感じつつ購入しましたが
悔いは無し!むしろ買ってよかったと思える一冊です!
時間をかけて読む本です
★★★★★
A4版厚さ約1cm、全編フルカラーなので重さが約1.3kgある本です。映画の台本がすべて掲載されています。監督が書き込んだ読みにくい手書きメモの解読も楽しさのひとつ。じっくり読んでください。オールドベイリーを爆破しに行く夜、Vが出かける前にシェイクスピアの胸像に話しかけるというシーンや、目の前に繰り広げられる激しい爆発の光景に声も出ないイヴィーをひとり残してVは姿を消してしまうという事実や、イヴィーとフィンチの意外な未来などなど、知って二度楽しい内容が詰まっています。撮影中の様々な写真もたくさんありますし、撮影方法や苦労・工夫についても多く語られています。また、VENDETTA(復讐)という単語を題名に冠しながら、Vの行為は本当に正しいのだろうか、プロセロを殺す理由は正当化されるのだろうか、サトラーは元首だっただけで直接Vに手を下した訳でもないのになぜ殺したのか・・・といった監督自身の疑問が書かれているページも興味深いものがあります。
日本語訳は全くないので辞書は手離せませんでしたが、時間をかけて読み解いていくおもしろさは格別です。Vの住む暗黒のロンドンに旅してください。
Vにハマッた人、必見です
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まず、159ページにわたって映画のセリフがすべて掲載されています。詳細に読むと、実際の映画の中のセリフとは微妙に異なる部分があり、興味をひきます。また、おそらく監督によるものと思われる、たくさんの手書きの書き込みメモも一緒に掲載されていて、こちらも非常に臨場感があります。(ただし、かなり走り書きのようで、読みづらいですが・・)
その後には69ページをさいて、映画の各シーンや撮影現場の写真と絵コンテが載っており、監督の考え方や撮影秘話といった内容が細かく綴られています。映画の中ではどこまでもヒーローとして扱われているVですが、製作側の意図としては、必ずしもヒーローとしてばかりは描かれなかったようで・・・。
この本の内容は、DVDや他の書籍では得られない情報が満載といっても過言ではないかもしれません。とても奥の深い内容の一冊、と言えるでしょう。ただし全編英語で、日本語の翻訳等は全くありませんので、英語が苦手なかたには少しツラいものがあるかも・・。でも、それほどに難解な文章でもなく、私も辞書を片手に少しづつ読み進んでいますので、この、とてもひとくちには語りきれない映画「V FOR VENDETTA」にのめりこんだ人には是非、おすすめします。
気になるペーパーバック製本ですが、月刊誌の表紙を厚手にした感じ、と思っていただければわかりやすいと思います。貧弱感は全くありません。全編フルカラーで本自体に重量があるので、自由に曲がる表紙は扱いやすいと感じています。
日本ではちょっと目にしないような種類の本です。美しい装丁を楽しみながら、ゆっくりていねいに読んでみてはいかがでしょうか・・・。