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Symphony

価格: ¥2,043
カテゴリ: CD
ブランド: Manhattan Records
Amazon.co.jpで確認
アンドレア・ボチェッリやポール・スタンレー他参加のアルバム。
本来の音世界に戻った安定作 ★★★☆☆
今回のアルバムは、「Eden」や「Laluna」といったサラの得意な作品の延長上にある作品だと思います。
ただ、世界の平和が切にぎっしり込められた前回の大傑作「Harem」と比べると、意外性や方向性、構成、そして映像美など、トータル的にみてもやはり劣ってしまいます。安定しすぎていて逆に面白みに欠けてしまっているように感じます。

まず最初に注目したいのが、ピーターソンお得意の曲繋ぎが最初にあること、
今までアルバムの中心に曲と曲の繋ぎに使っていたものが、今回はオープニングにあるということです。そして「Fly」以前のサラを彷彿とさせるM2は完全にゴシックメタルな一曲です。ソプラノの力量を新たなジャンルで発揮させ、今回の赤と黒の世界に誘います。
M3はタイトルの「Symphony」というとおり今作のハイライトでもあると思います。
前回「The war is over」で世界の平和を誰よりも力強く歌ったように、音の織り成すSymphonyの壮大さを歌っています。どこまでも広がっていくようです。
M4は「Time to saygoodbye」以来のアンドレアボチェッリとの最強コンビが再び実現しました。
M5〜M7と前回比較的少なかったクラシックの要素が連続します。
M8はFaith hillの名曲をクラシックでカバーしています。「Eden」でもタイタニックのカバーをしていて明らかに原曲よりも凌ぐカバーでしたが、今回は原曲がPOP要素が多い分、オマージュというよりは、なんとなく「果し状」のような感じがどうしてもあるようで残念です。
M10は完全なオリジナル作品です。POP要素がとても心地いい名曲になったと思います。
M11はクラッシクの名曲を歌っていますが、「Eden」や「La luna」を彷彿とさせます。
M13は名曲「Quesion of Honner」そのままなドラマティックな曲です。3部構成になっていて1部と3部はクラッシクの名曲ホルストの「木星」を歌詞を付けカバーしています。2部はオリジナル曲で疾走感あるさわやかな曲です。
個人的にホルストのカバーはそれだけでアルバムの一曲として入れたほうがよかったんじゃないかと正直に思いました。






一緒に買いました ★★★★☆
Diva: The Singles Collection
と一緒に買いました、コッチのほうは、イメージとちょっと違ったけど、
優しい感じが少なかったような?
あまり聞いてません。笑
やはり癒されます ★★★★☆
期待が大きかったので、星5つではありませんが、
新しい曲(歌声)を聴く事ができて、とても嬉しかったです。

曲もすばらしいものばかりでしたが
『ビー・ウィズ・ユー 』のサラの声がかすれて聞こえるのと、
『ランニング』のイントロが暴れん坊将軍のテーマソングに聞こえてしまうのが悲しかったです。
自分だけかもしれませんが、頭の中でどうしても(松健)が馬に乗って走ってきます。

ですので星4つです。
音楽の女神の遊び心 ★★★★☆
今回のアルバムはデュエット曲や、有名な曲が多く大変聴き易いと思います。
その分、背筋に電撃が走るような強烈なインパクトに多少かけるかもしれません。
ただ、傍らにかけるBGMには最高です。
音楽の女神に愛された彼女自身を通して年齢を重ねた美しさ、声の艶に磨きを掛けて遊び心を交えて光を私たちにまで届けてくれるようなそんなCDです。
壮大で幻想的なファンタジーを旅する感覚 ★★★★☆
前回のハレムワールドツアーのDVDを見て以来、(大とはいえないまでも)
彼女のファンです。その前のルナツアーのライブ映像にも驚嘆しましたが。
独自の解釈でポップやロックとクラシックとのボーダーを超えて
彼女ならではの世界を毎回作り上げている、
そしてエンタテインメント性を失なうことなく格調高いという
相反するようなことをやってのけているサラは偉大だと思います。
今回も、相変わらず選曲やアレンジが素晴らしいと思います。
彼女は充分自分の魅力を知り尽くしていますね。
今回収められているのは、生のオーケストラと彼女の声という楽器との
紡ぎ出すまさにシンフォニー。
アルバムジャケットはゴシックという言葉をイメージさせますが、
むしろ、宇宙の広がりなどの空間や過去や未来などの時間を超えて
泳いでいるような、まさに壮大なファンタジーの中を旅しているような
感覚を覚えるアルバムだと思いました。私はこれらを聞いていて、
今までのライブでもそうでしたが、今回は更に今まで以上に別世界を
繰り広げている彼女の新しいライブを見ているような不思議な感覚を覚えました。
まさに聞く人の頭の中にファンタジックなイメージを想起させたり
膨らませたりするようなアルバムだと思いました。

ところでRunningですが、Question Of Honorに構成が似ているためか
(またスポーツイヴェント向きという意味でも)、
初めてJupiterそのものを聞いた時やQuestion Of Honorを初めて
聞いたとき程には、感動できませんでしたね。
何か使い古され感がどうしても拭えないのですが・・・。