否定的・悲観的な考え方を、いかに肯定的・楽観的なほうへ変えていくか。
大切な友人や家族、恋人などには「温かく励ます」ことができても、自分自身には悲観的に考える人は多い。
これが「自己価値感」を下げる原因の一つ。これを健康的に自分を守り、欠点を受け入れる考え方へと導く。
やろうやろうと思いながらも、何かと理由をつけてグズグズするタイプの人へのアドバイスもある。
一人でできる「鏡に映る自分」との対話はとても効果がありそうに思った。
思うことに対する利点・欠点を書き出し、それに点数をつ㡊??るというやり方はとても論理的で説得力はあるけれど、
物事を理論より情緒で考える傾向の強い日本人には少し頼りなく感じるかもしれない。
自分の欠点を受け入れるという仏教の考え方も、西洋文化にはとても斬新なものらしいが、日本人はすでにやっている。
相手に自分の欠点を指摘され、「そうだよ。知ってるよ」なんて言おうものなら、「開き直り」とさらに責められてしまう...
ただやはり、とても具体的という点では読む価値アリという感じかな。