世紀のスーパースター、エルヴィス・プレスリーの没後25周年を記念して、アメリカ&イギリスのシングルチャートでナンバーワンに輝いたヒット30曲をデジタルリマスターで集大成。
優しく歌いかけるスローナンバー<4>(1956年全米チャートナンバーワン、イギリスチャート11位)、パワフルなヴォーカルの<8>(1957年全米チャートナンバーワン、1958年イギリスチャートナンバーワン)、ロマンティックなムードに包み込んでくれる<20>(1962年全米チャート2位、イギリスチャートナンバーワン)のほか、ナイキのテレビCMソングとして有名なリミックスヴァージョン<31>(2002年イギリスチャート4週連続ナンバーワン)もボーナス収録。(速藤年正)
不思議な感じ
★★★★★
たまたま「監獄ロック」の曲を知って、これを機にエルビスを聞いてみようと思ったのがきっかけ。
聞いてみると、魅力を放つ人だなぁ、という印象。多くの若者を惹き付けたのが理解できます。
ただ、聞くまでは、もっと深みがあると想像してたかな。エルビスってすごいビッグネームだから、漠然と こう…勝手にイメージしちゃってたんですね。
でも期待はずれとは思わないです。それはそれで素敵。
名前だけ知ってた「エルビス」って人、こういう感じなんだ…って不思議な感じがします。
エルビスって一心に頑張る人なんだろうなぁ。
人間らしい彼のことを大好きになりました。
今エルヴィスが蘇る!最高の逸品。
★★★★★
エルヴィスを知らない世代にお薦めのアルバムです。
これだけでエルヴィスの全てを知ることは不可能ですが、
エルヴィスの魅力は十分に伝わります。全30曲が
ヒット曲ですので、出だしの『ハートブレークホテル』
から次々と繰り出すお馴染みのナンバーで息をつく暇も
ないでしょう。それでも、随所にエルヴィスの甘く切なく
歌いあげるバラード・ヒットが散りばめられていることで
バランス的にもすばらしいアレンジメントとなっている。
本当に歌が上手いです!
★★★★★
こうやって改めて聞くと「本当に歌が上手い」と思ってしまう。何故彼がブレークしたのかは「神のみぞ知る」話ですが、当時の社会に驚きと同時に危惧を与えた若者の「声」を聞くと鳥肌が立ちます。僕は意外とイタリアのカンツォーネを歌っているエルヴィスが好きで「イッツ・ナウ・オア・ネヴァー」あたりもお気に入りです。時間がある方は、映画のほうも是非見てください。冷静に考えれば、他のロックンローラーと一線を画している気がします。エルヴィスだけ異端児のような、だから抜け出たんだと思います。全然アメリカっぽくないですもんね。このような彼がまた凋落していく理由を考えるのも一興です。ただ、時代は変わりますが彼の残した歌は変わりません。いいです。ビートルズが初めてアメリカに行く時、プレスリーに会えるかなって真っ先に思ったという逸話もありますが、アメリカ=プレスリーであったわけです。小泉首相がアメリカで大うけしたのも日本では考えられないくらいのプレスリー神話が今でもアメリカには残っている証でもあります。
後に与えた影響はすごい
★★★☆☆
エルヴィス・プレスリーといえば、ロック歌手として50年代にまさに絶大な人気を誇り、ビートルズなど、その後のロックに強く影響を与えた人物というのが私の中のイメージなのですが、歌唱力もなかなか良いですね。かっこいいし、ロックという感じがします。
しかし、後追いの私から見れば、同時代の人で言えば「ロックの父」バディ・ホリーのほうが数段魅力的です。曲も自分で書いてますし。
ただ前述のように後に世界を代表する人たちの目をロックに向けさせたということは評価すべきだとは思います。でもやや期待はずれかな?
期待よりいまひとつ
★★★☆☆
歴史的知名度高いビッグアーチストのベスト盤ということで期待したけれど、それほど感動がなかった。昔の歌手の本当にうまい歌い方、もっと心地よい歌声を響かせてくれるのかと思っていたら、意外にもそれほどでもなかった。歌唱よりビジュアルとパフォーマンスで魅了した人なのかなと思った。