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メノン (岩波文庫)

価格: ¥567
カテゴリ: 文庫
ブランド: 岩波書店
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レフティやすおの本屋 ★★★★☆
ソクラテスが質問だけで無学な奴隷の少年に数学の問題を解かせるエピソードで有名な想起説を取り上げた、魂の不滅の思想へと進むプラトン初期から中期にかけての著作。
鳩サブレー書店 ★★★★★
『プロタゴラス』の続編。副題は - 徳について - である。本篇前半では『プロタゴラス』と重なる部分が多いけれども、そうであるがゆえに本篇を続編ではなく、一個の独立した対話と見做すこともできる。;●『プロタゴラス』では徳は教えられうるものであるとの結論に到った。しかしそれは徳が知識であるかぎりのことであった。『メノン』ではここに疑問をはさみ、徳とは知識ではなく教えられえないものであることが明らかにされる。d.i.徳は知識そのものではなく、知識を生成するところの思わく【δοξα】(ドクサ)であると言う。これが正しいものであるかぎり徳へと導かれる。この正しい思わくが教えられえない所以は、本書後半を通して明らかにされよう。ただ私に言いうるのは、哲学者【φιλοσοφοσ】(フィロソフォス) - 知を愛する者 - は、教えられてなり得るものではなく、元来その星のもとに生まれているということのみである。プラトンならばそれを“神の恵み”と表現するであろう。
森のゆめ書店 ★★★★★
複雑といわれる世の中だからこそ、物事の本質を問い直してみたい。ここで問答されるのは「徳」とは何かということです。