この本の素晴らしい点は、日本人があまり知らない現地の材料についての解説が多く掲載されているので、とても理解しやすいことです。それにフィリピン料理の材料の使い方が、ユニークだということも教えてくれました。私は、この本の料理を幾つも試して作りました。今では、日々の食卓にフィリピン料理が並ぶことは、普通のことになりました。それからこれは私事ですが、2002年お料理のコンテストに2回応募したのですが、この本で学んだ調理法や材料を取り入れたお蔭ででしょうけれど、どちらも入賞できました。結婚するまでろくに料理をしたことがなかった私ですが、これは大きな自信になりましたので、この本に感謝しています。