この本は、中国では犯罪がどのように裁かれるかを紹介する本です。

日本では人が住んでいる建物に放火すると死刑になる場合があります。では中国で放火すると、どのくらいの罪になるのでしょうか？
日本ではどんなに大金を盗んでも死刑にはなりません。中国ではどうなのでしょうか？

日本では滅多にない死体泥棒から、どこの国でも頻発する古典的犯罪窃盗まで、実際に起きた様々な具体例を挙げて、中国の犯罪に対する刑罰の内容を検証します。

また、このＥブックは、中国の刑法に興味がある人にも楽しめるように、中国の刑法の規定を紹介しています。さらに中国法曹界で有名な窃盗罪の故意の内容に関する「高額ブドウ事件」についても収録しています。

このEブックは、中国の法律（刑法）に興味のある人の他にも、中国の犯罪、処罰感情、日本にはない「死体結婚」の習慣などに興味のある人にもおすすめの一冊です。

注意：この本を読むと、日本の法律よりも中国の法律に詳しくなってしまう可能性があるので、裁判官、検察官、弁護士、刑事警察、法務省職員、司法試験受験生、法学部の学生は、読みすぎに注意してください。

なお、このEブックは電車に乗っているときなど、ちょっとした時間があるときに読むための「電車の中でさらりと読むシリーズ」の一冊です。電さら企画部は、皆様のご意見ご要望をお待ちしております。