内容は言うことなし。面白いです。
祇園の芸者の一生を通してみる歴史の切り口が、
とても斬新でした。
英語的には3000語彙で書かれていますから、簡単です。
でも逆に、3000語でこれだけ表現できるのかと、驚嘆です。
読んで下さい、引き込まれます。
一気に読める易しさと面白さは、readingのテキストとして
最適でしょう。

This book was well written and impressive.not biased nor distorted.
Actually ,at that time,women were considered inferior to men (though some men think that way even now)and treated really badly.This author descibed all the characters from the neutral point of view.

　これを読んでノンフィクションと誤解した人が大勢いるそうだが、確かによく書けている。日本人が読むといくつか「？」と感じる部分があるが、失われてしまった芸妓の世界の空気感がよく出ていると思う。主人公が京都に売られてから売れっ子芸者になるまでの苦闘、わすれられない名も知らぬあの人への想い、いやな男に身請けされそうになる、など、先が気になってどんどん読んでしまう。この簡略版を読んで、オリジナルの方も買ってしまった。