翻訳遠野物語
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作者柳田国男について
1875年7月31日生まれ。1962年8月8日没。結構長寿。
東京帝国大学法科卒業とのことで、うおっインテリですね。
民俗学・日本歴史学の巨匠。wikiで写真をはじめて見ましたが写真では
細身の良い男なので意外。もっと平べったい顔の白髪の爺を想像していたのでね。
そう言えば、高校の期末でハレとケについて書け!という問題があったのを
思い出しました。うーん、アレは日本史だったか現国だったか?
授業では等高線みたいなへんちくりんな図を黒板に書いて何やら言ってた
みたいだったのに、いきなりテストで説明って何ぞ?と衝撃を受けたのだった
が、あの黒板は後にどうやらイヤシロチとケカレチの解説をしていたらしい
ことが判明。(今でもよくわからん)にしても、マニアックすぎねえ?
結局、わからないんで冠婚葬祭みたいなもんと書いてしまい、つくづく
教師に外れた悔しさに涙をのんだ点数なのでした。
しかし、まあ、この遠野物語は古語辞典引っぱりまくりの
ありおりはべりいまそすかりなものがたり、なのでしたよ。
訳せんとてなしたるが、あにはからんやかかる大事になりなんとは。
しかるに思はずにあさましくて『こはいかにともすべきようなかりき』
とばかりいえり!
↑上記がすんなりわかった人にはよけいなお世話な
この【簡単に読める翻訳版・遠野物語】なのでございます。
▲内容▼
岩手県の遠野市で語り継がれたり、ひっそりと消えようとしていた
伝説・神話・怪奇・妖怪・不思議な人の話を聞き取ってまとめて
本にしたものです。
※※【ご注意】※※
まえがきにも書きましたが、80番代の家の見取り図は載ってません。
それと119番の祭りの歌たちは物語ではないため興味が無いので
略してあります。しかし、内容はわかりにくい文語を口語訳して
まえがき(サンプルで読めます)はもちろん、物語部分全部載せて
ますのでご安心を。
(だって歌の内容って 例として、
場所をほめる内容。来て橋を見ろ、この橋は〜何々で出来てるとか
誰が渡ったんだろう?とかそんな内容の羅列ばっかだもんね)
そういう意味ではこれは不完全版であるため、
廉価版になっております。
なお、同 柳田国男氏の別の著書と同様な形式の伝説の紹介・
解説本に南方熊楠の『翻訳人柱の話』があります。そちらには
柳田先生と南方熊楠が交友があったために、遠野物語に関連の
ある話が載っております。
そちらも読みやすく翻訳しましたので、興味のある方はぜひどうぞ!