引退して南洋の楽園へ移住した重雄は、メイドとして雇っている現地娘のサラから、弟の進学資金を無心される。王侯貴族のようなリタイア生活が、還暦になるまで真面目一筋だった彼に、ふと邪心をl抱かせた。（そうかいま俺は、高台にそびえる邸宅の主で、この娘の生殺与奪を握っているんだ……）若い日が甦ったかのような情欲の昂ぶりが、彼に淫らな決断をさせた。余分にレッスン料を支払う代わりに、雇い主が悦ぶようないやらしい言葉と態度を覚えなさい、と。初め戸惑っていた小麦色のリアルメイドは、やがてその美しい唇から従順な言葉を漏らし、恥辱の行為を受け入れていくのだった……。
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　商業作家が書く、官能に満ちた被虐の奉仕物語。約16000字の短編です。（表紙以外はすべて文字のみ）
※表紙に「佐野俊英があなたの専用原画マンになります」を使用しています。（SN:GJ0312668）