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Scarlett: The Sequel to Margaret Mitchell's "Gone with the Wind"

価格: ¥1,175
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Pan Books
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筆者はよく頑張っているのですが・・・ ★★★☆☆
あの「風と共に去りぬ」の続編を書くことは誰にも出来ないかもしれないし、だからこそ原作者のマーガレット・ミッチェルは「既に物語りは完結している」として二度と筆をとらなかったのでしょう。

この続編を書いたリプリーは良く頑張っていると思います。原作のエピソードを踏まえた展開は原作のファンにとってはありがたいところですし、まるで原作で続編のために伏線がはってあったように感じられる箇所もありました。

森瑤子の翻訳版を最初に読んでから洋書を読んだのですが、違いにびっくり!です。翻訳版、というよりは森瑤子の「創作」と言えると思います。もっともこの点については本人も翻訳する際の葛藤を認め、純粋な「翻訳」ではないことを述べてはいますが。細かいエピソードが翻訳では全く別のものに置き換わっていたりするので、「もう一つの続編」を読むつもりで翻訳と読み比べてはいかがでしょうか。
因みに続編のテレビ映画も見ましたが、星は一つもあげられない内容だったと思います(ストーリーも途中から全く別のものになっていましたし・・・一体いくつの「続編」ができてしまうのでしょう?)

リプリー氏は頑張って話の展開を考えたとは思うが・・・ ★★★☆☆
名作、しかも「風と共に去りぬ」のような万人の知る話の続編を
書くのは、どんな作家にとっても大変難しいことであろうと思います。
「風と共に去りぬ」を素直に読むと、最後にレットがスカーレットの
元を去る場面が、立派な「終焉」となっており、これ以後
スカーレットがどうなったかは、完全に読者の想像に
任されているのが明白です。

そんなストーリーの続編を書くのに選ばれた南部出身の女性作家、
アレクサンドラ・リプリー氏はかなり健闘したとは思います。
スカーレットが自分のルーツを求めてアイルランドへ渡る
あたりは、発想としてはクリエイティブであると同時に
真っ当であったと思います。

しかし残念ながら、「風と共に去りぬ」のストーリーの激しさ、

精緻な描写には