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夜をわたる月の船 (Holly NOVELS)

価格: ¥900
カテゴリ: 新書
ブランド: 蒼竜社
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いい相乗効果 ★★★★★
個人的に木原さんの作品の好きなところを挙げるとするならば、卵から孵ったひな鳥が最初に見たものをお母さんだと思い込んでしまったりだとか、パブロフの犬的というか、こういう外的作用があるとヒト(動物)は往々にしてこういう反応をする(またはこういう状態に陥る)みたいな、人間の動物的且つ原始的なこころの仕組みを軸にして描かれているところです。人間なんて所詮そんなもん。所詮動物。でもそれが真実だしそれでいいんだよといってくれている(ような気がする)
そういうところにグっときます。

でも、そういう部分が色濃く出すぎると、BL的な萌がどっかいってしまったり、読むのがしんどくなったり…てなこともあります。逆に、そういう部分があんまり無いときもあって、肩すかしを食らうこともあります(それはそれで楽しく読みますが)

今回の作品は、そういうグっとくるディープな部分も十分ありつつ、読んでいてわりと早い段階からハピエンであることが予想できたのでそんなにビクビクすることもなく、おっさんの奇天烈な言動も「わかるわかる〜」と理解できたので(病んでますか)グっとキつつ、モエモエしつつ、とても愉しく読むことができました。
ていうか次の日仕事なのに朝5時くらいまでかけてイッキ読みでした(そんなつもりではなかった)

こんな自分は少数派かもしれませんが、オススメです。
心を癒すのは愛 ★★★★★
オヤジ受けが好きでシリアスな話も好きなので表紙買いしたのですが、期待通りでした。
河瀬が柴岡に惹かれていくのは無理がありましたが、BLにはつき物なので特に気になりませんでした。
というか、深く考えればありなのかも。
共依存?というのでしょうか。

柴岡は所謂ヤンデレです。
彼の過去を知ると、こうなるのも無理はないなぁと。
白髪を染めない理由が悲しかった。
読み返せば読み返す程、柴岡が哀れで泣きそうになりました。
情から生まれる愛もあります。
世の中そんなものですよね。
合う合わないは人それぞれですが、私は久し振りに当たりでした。
結末で☆2☆ ★★☆☆☆
木原さんの作品はすごく好きでほとんど読んでますが今回は読み終えた感想が残念の一言でした。
とりあえず同人誌ではどうか知りませんが商業誌として結末はまとめてほしいです。

読み終えた後思わず上下巻かと背表紙を確認してしまいました。
あとがきを見てなおさら残念な気分に。

確かに題材的にすごく難しく、作中ではよくもここまで苦しい心理を書けるなと木原節にうなってましたが、なおさら結末が残念で。
COLDシリーズのように数年後書き下ろしを含めた形で再販されるような気がします。

あとは木原さんお得意のダメ人間同士の傷のなめ合いと言いますか(笑)、社会人として何か欠けてる素敵な男性を描く所もお気に入りなのですが、今回は主人公が相手に惹かれる理由が伝わりませんでした。途中から主人公の心が病んでしまったような、なんとも救い難い作品です。


次回作に期待をして☆2☆
男の48って若いですよ! ★★★★☆
死にたいと思っている人だから白髪で枯れきっているのかもしれませんが、
もうちょっと若く描いて欲しかった日高ショーコさん!
4〜50代って脂ぎってますよ。女性とちがって・・・。
小説と関係なくてごめんなさい。気になっちゃって。
47の旦那がいる4?才のおばちゃんより。
運命の相手。 ★★★★☆
受・攻のキャラのほり下げが深く、二人の関係性についても恋愛というより、必然性、運命みたいなものを感じさせる設定になっていて面白かったです。ただもう少し日常の細やかな描写や情景をじっくり味わえる雰囲気であったり、他のキャラのつくりこみががあったりするとよりリアルな感じがでていいのかなと思いました。萌え度は少し低めですが、リアルさとのバランスを考えるとこれ以上は難しい気もします。良作。