よろしいですよ
★★★★★
欧州行きの航空機で一気に読んだ。
いちいち思いあたる節があり、
過去の恋愛をすべてやり直したくなってしまった。
とにかく、それほどにリアル。
周りの女性がみないい人に見えてくる。
生活とか仕事とか友人とか、
そういう壁を飛び越えようとして傷ついて....
女子も男子も恋愛適齢期になったらぜひ一読を。
読後の満足度は高いと思うし、
何より人にやさしくなれるような気がする。
恋する気持ちはいつの時代も変わらない
★★★★☆
実はこの本、1982年(当時私は生まれてません)に刊行されたものを再編集したもので、内容も時代を感じるものがあります。
ハイ・ミスという言葉とか、歌のタイトルも知らないのが多かったです。
内容は、34歳独身の主人公が、ローマで出会った大学生の青年に恋をする…という話です。
出会いはローマなのですが、舞台は大阪で登場人物のセリフもかなり関西弁がキツメの印象です。(大阪在住の私でさえもちょっと…と思うとこもちらほらありました。)
1982年刊行というのと、キツメの関西弁の2点でそのへんは好みがわかれそうです。
ですが、面白いのはそれだけ前の本なのに、主人公の恋する気持ちは現代の女の子と何一つ変わらないところ。素直に共感できました。
恋する女の子にはオススメの本です。特に年下の男の子に恋してる人は共感できるはずです!
年下の男
★★★★☆
でも、ドロドロじゃあありません。
34歳働く女、大学生と恋におちる。この年齢でひとり働いてる女は、
そりゃ金銭感覚はしっかりしてますね。かたやちゃらんぽらんの
大学生「年下男」はオカネ借りてもひょうひょうとしてます。
ありがちな展開かもしれませんが、笑えるし身につまされるし。
しみじみしたハッピーエンドがうれしい。