すべての海上保安官の中でわずか1%の人間しか到達できない海難救助のエキスパート“潜水士”。海上保安官14名が死と隣合わせでもあるこの“潜水士”を目指して、50日間に及ぶ極限の訓練に挑んでいくことになるのだが、ある哀しい事故が起きて…。
最近ひねた演出が目立つ中で、この映画では驚くほど素直な演出を見せている。直球すぎて、キスシーンにジャーニーの主題歌が重なる場面などは、見てて照れてしまうほど。だがそれゆえに辛く苦しい訓練に耐え、1人前の潜水士になろうとする男たちの友情にストレートに感動して泣ける。さらに実際に出演者は合宿状態で過ごし、役名で呼びあうなど訓練生同様の生活をしたおかげで、カナヅチだった伊藤淳史は潜れるように。そのドキュメンタリーのような要素がドラマに深味を与えている。(横森 文)
ケッコーおもしろいよ
★★★★☆
結構良い映画だと思いますね。
まあベタベタ過ぎる展開はアレですけども、こういうのはそれはそういうものとして見ると。
エンタテイメントモノとして上出来かと思います。
原作と比べた場合、登場人物の性格設定、生い立ち、職業、出来事、現象、病気などなど
かなりしっちゃかめっちゃかに変更、別人物に設定されているので...そこは不満と言えば不満です。
またラストの救難活動も原作とはかなりかけ離れた、悪く言えば大人の都合の変更があるのも...。
加えて言うと査問委員会のとこは「無いなーこれは無いなー」と(笑)。
とは言え、余り期待していなかったのもありますが楽しめました。
原作好きにはちょっと複雑かもしれませんが、まあ別作品としてみれば...。
物足りない
★★☆☆☆
レビューの中に類型的との指摘もありますがまさに今作を言い表していると思います。フジテレビ作品に対して常に抱く不満は人間をこの程度と規定している事です。その規定された範囲内でキャラクター造形がなされストーリーが作られる。観客や視聴者もこの程度と規定されそこから一歩も出る事はない。それを心地良いと感じる観客も多数いる事は否定はしないが映画や文学とはそういうモノではないだろう。人間とはもっと奥深い存在でありそれを描かなければ本当の映画には成り得ない。これは作品の完成度といった表面的な問題とは無関係だ。人間をどう捉えるかといった根本的な問題である。おそらくこの作品の製作者にはその事が見えていないのだろう。
監督のセンスが感じられない
★☆☆☆☆
評判を聞いて観ましたけど全然好きになれませんでした。
僕自身、ダイバーの免許を持っているのでダイビングの部分は楽しめたけれど、テレビドラマのような軽薄な恋愛を取り混ぜていて、せっかくの題材を台無しにしている。
普段テレビドラマで満足する人にはいいかもしれないが、カメラワークや脚本が軽すぎて、印象のない低レベルな質になってます。
まぁ若い女の人にはこれくらいの映画をみてればいい。
感動しました
★★★★☆
潜水士にかける情熱と、仲間同士の絆と、加藤あいの二の腕の細さに感動しました。
ベタベタ
★★★★★
もうね、すごいっす。ベタすぎて、ベタベタすぎて。
「Limit of Love」との共通事項は、上官の命令を覆すのは若者たちの熱い志であるということ。
源教官が帽子のひさしをぐいっと引き下ろした瞬間、私も涙があふれました。
「以上、13名!」「14名です!」にも涙があふれました。