検定のために勉強した文法や、養成講座で勉強した文法を　実際に教室で教えるのにつなげる本だと思う。　日本語学習者のために　いい先生になってもらいたいという感じで　丁寧にわかりやすく書かれているのがいい。

最初にある「は」「が」の説明については、わかりやすく、かつ具体的に書かれている。　私も今まで　もやもやっとしていたものが　かなりクリアになった。

また、では実際にどのように教えたらいいだろうという著者の経験から基づいた考えが書かれている。　私は、まだ現時点では　養成講座受講中だが、実際に現場に入ってからも　もう一度見直ししたいと思われる本である。

これから、日本語教師をする人、また日本語教師初心者の人は、自分の教え子のために読んでおくべき本かもしれない。

この本は日本語教師として働き始めた私にとってのバイブルです。初級レベルの学習者を教える際に気をつけなければならない要点を簡潔に、わかりやすくまとめてあるため、すぐ現場で使用することができます。また授業の進め方や、教授法についても言及しており何度読み返しても新しい発見があります。すでに日本語教育に携わっている人必読！！そうでない方もこの本を読むと日本語が面白くなって、教えたくなりますよ。

日本語における、内と外の概念の違い・その教え方。避けては通れない課題であるが、それをわかりやすく書いてある。特に中級者あたりを指導する教師にとっては参考になる。
また、意外とおろそかにされやすい、発音の指導が実例とともに書かれている。

基本中の基本である「は」についても、初心者教師にわかりやすく書かれている。検定試験の参考書としてはむかないが、新人日本語教師にはわかりやすくていいと思う。