真の大物をつかむために
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誰でも自分の実力だけで成功したいと思っている。
一方で、誰も、自分ひとりでは何もなし遂げられない。
大物に取り入る、というコトバには、マイナスイメージがあるけれど、
いつか氏は、「利用・悪用はよくないが、活用は素晴らしい」と肯定する。
そのうえで、「有能」「奇才」「生真面目」「安定」といった読者のタイプ別に、
きわめて具体的に、「肝のつかみ方」を指南してくれる。
「夢を夢のままで終わらせないための力」を得るために、必須の本です。
「実践あるのみ」
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大物と呼ばれる人たちとかかわりを持つなんて、自分では無理だと思っていました。
積極的に、イベントやパーティー、講演会などに参加しても、名刺交換止まりが関の
山。増えてゆく名刺の数に、悦に入っていただけのような気がします。
この本は、どこに行けば大物に出逢えるか、名刺交換の時にどうすればいいか、その
後のアプローチ……といったことが、具体的に書かれています。
社内の上司への接し方も含め、早速実践してみようと思います。
よくぞ教えてくれました!
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最高に有効な、人脈作りの「虎の穴」ともいうべき本です。
大物=有力者に接するときの心がけやテクニックがあますところなく書かれていて、自分の中にヤル気がみなぎってくるのが分かりました。
「大物は、価値がある(と思わせてくれる)人に賭けたがっている」
という一行にハッとしました。
著者ならではの、含蓄のある言葉だと思います。
また、現在の大不況を乱世に例え、戦国武将と部下の事例になぞらえている点も、非常に分かりやすくておもしろかったです。
驚きと感動
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驚きと感動の連続でした。
とにかく面白かったです。
そこらへんにある成功本よりも余ほど実践的で驚きの連続。
「殺し文句のヴァリエーション」では唸ってしまいました。
「絶対長生きしてください。早死にされたら社会が困ります」
「あなたが偉いからではなく、人として好きなんです」
など。
この本は奇をてらった本ではなく、マネジメントやコミュニケーションの
基本的なことをしっかりと踏まえています。
マネジメントの本として社員にも読ませたい本です。
上司や力のある取引先を動かすのに役に立ちます。