花のふしぎ100 (サイエンス・アイ新書)
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ガーデニングや生け花など、花を愛で、楽しむ心を日本人はもち続けてきました。花は、その美しさばかりが強調されますが、植物にとってはタネをつくるための大切な器官でもあります。本書は、ネット上での一般アンケートに加え、小中学生から集めた花についての疑問を厳選し、植物生理学者の著者がやさしく答えます。花がもつふしぎなしくみとその働きを、楽しんでください。
■目次
第1章 花々の話題 回廊を楽しむ
第2章 花々のゆたかな個性に出会う
第3章 ひと花咲かせたあとの大仕事
第4章 花々の装い
第5章 仲間の植物はいっしょに花開く
第6章 ツボミの誕生
■著者紹介
田中 修(タナカ オサム)1947年、京都生まれ。京都大学農学部卒業、同大学院博士課程修了。スミソニアン研究所(アメリカ)博士研究員などを経て、現在、甲南大学理工学部教授。農学博士。著書に『葉っぱのふしぎ』(サイエンス・アイ新書)のほか、『都会の花と木』『雑草のはなし』『ふしぎの植物学』『つぼみたちの生涯』(中央公論社)、『入門たのしい植物学』『クイズ 植物入門』(講談社)などがある。監修に、『花と緑のふしぎ』(神戸新聞総合出版センター)がある。