富の福音
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100年もの間、ロングセラーとして読み続けられている「富の福音」の日本語版が電子書籍になりました。
ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェットの愛読書と言われ、キリスト教徒以外でも欧米の富裕層は必ず読むとすら言われる「富の福音」。その内容は時代をこえて語り継がれています。
なぜ、ビル・ゲイツは自身の資産のほとんどを使って慈善活動をしているのか。なぜ、世界的な大富豪であるウォーレン・バフェットは累進課税を支持するのか。その答えがここにあります。
■著者
[著者]アンドリュー・カーネギー
1835‐1919
1835年、カーネギーはスコットランドで貧しい織物職人の長男として生まれた。両親の仕事が工場の機械に取って代わられたため、1848年に両親とともに生きるためにアメリカへの移住した。
アメリカ移住後、カーネギーは学校へ行くことができなかった。生活するために木綿工場の糸巻き手として働いた。当時の彼の給与は週1.2ドルだった。何度か転職した後に電報配達の仕事に就いた。16歳のカーネギーは努力を重ねてモールス信号を耳で聞き分けることができるようになったため、電信技士に昇格した。
その後、トーマス・スコット(1823年- 1881年、ペンシルバニア鉄道社長を務めた)に秘書兼電信士としてヘッドハンティングされてペンシルバニア鉄道へ入社する。18歳の頃に、スコットがペンシルバニア鉄道の副社長に昇進するとカーネギーがピッツバーグの責任者になった。その後、寝台車を採用して成功した。その後、強靭な鋼鉄の大量製造に将来性を感じてカーネギー鉄鋼会社を創業して、成功を収め「鋼鉄王」と称された。1901年に、鉄鋼会社をモルガンへ4億8000万ドルで売却した。USスチールというその会社はいまでもアメリカ合衆国最大の製鉄会社として存在している。カーネギーは製鉄会社売却後、慈善事業家として第2の人生を送った。
ナポレオン・ヒルに20年間無報酬で「成功哲学」を徹底的に研究するように促して、リンカーン、オー・ヘンリー、フォードなどカーネギーが見込んだ五百人をインタビューし、彼らが成功していく過程を子細に記した「思考は現実化する」を書かせた人物でもある。