さるのジョージはとっても知りたがり。ある日、動物園から抜け出したジョージは、バスの背に飛び乗って街中へとやってきた。レストランの店長さんに紹介されて、ビルのガラスふきの仕事をすることになるけれど、好奇心旺盛でいたずら好きなジョージには、窓の中が気になってたまらない。
レストランのスパゲッティーを体に巻きつけながら食べてしまったり、ペンキで部屋中にジャングルを書いてしまったり、病院ではエーテルを嗅いで倒れてしまったり。好奇心旺盛でいたずら好きなジョージの姿は、子どもそのものだ。さらに今回は、映画スターにもなるという活躍ぶり。親子そろって楽しめる1冊。(小山由絵)