5歳になる息子が、ものづくりが大好きです。捨てるようなものから思わぬようなカラフルですてきなものをつくってくれます。
そんな息子に読んであげようと買ってみました。
まわりみんなに馬鹿にされながらも、ひとりでやりとげるジョニー。それ自体はすばらしいことなのですが、「商会」に帰結する結末がこのみではありませんでした・・・。あたりまえですが、日本の発想ではないですね。「みんなにすごーい！といわれる」程度で終わらないのが、やはり外国の絵本、という感じ。異文化理解の序章にはなるかもしれません。

主人公ジョニーは、ものをつくるのが大好き。お父さんもお母さんも、学校の先生もそんなジョニーに理解しません。ある日、ジョニーは大時計を作ろうと決心しますが、唯一スザンナはジョニーを応援します。加治屋さんの協力も得てついに……。
好きなことをあきらめることなくがんばるジョニーの姿に心をうたれました。