マンション大規模修繕のコストダウンを成功させる7つの法則 (マンション管理組合向け指南書シリーズ)
価格: ¥0
あなたが、もし、分譲マンションにお住まいであれば、この本を読む前と読んだ後では、
十数年に一度、必ず必要になる「大規模修繕工事」に対する認識が、大きく変わるかも
しれません。
あなたが、もし、「大規模修繕工事」のタイミングに、マンション役員になったとしたら、
この本は、きっと、羅針盤としての役目を果たすでしょう。
筆者は、自分のマンションの大規模修繕委員長を経験したマンション管理士です。
住民、あるいは修繕委員の不安な気持を誰よりも理解できます。
と同時に、マンション管理業界や建築業界が、どんな論理や仕組みで動いているのか
を熟知し、修繕工事費の46%ものストダウンに成功しました。
その経験を活かして、今では、「大規模修繕コンサルタント」として、次々に、
コストダウンを実現させています。
本書には、そこから導き出された、本当の意味での「住民本位」の大規模修繕
工事の成功法則が書かれています。
「建物の劣化」だけでなく、「管理の劣化」も同時に「修繕」することにより、
将来に渡って、そこに住む人たちが快適で安心できるマンションへとリニューアル
できる…マンション管理会社や設計事務所からは、出てこない発想です。
業界の常識にとらわれずに、「良質な工事をより安く」する方法を追求したら、
驚くほどコストダウンができるのです。
本書には、「ここまで公開しても良いの?」と言うくらい、実践的で、実績のある、
そして具体的な手法が書かれており、最後の締めは「愛」です。
「マンション管理組合向け指南書シリーズ」の第2弾として出版されています。
≪本書の構成≫
【はじめに】
【序論】 マンション大規模修繕の「成功」とは?
■建築の専門家に任せれば大丈夫?■
【序論】マンション大規模修繕のコストダウンを成功させる7つの法則とは?
【法則1】マンションの規模・予算・劣化状況・住民コミュニケーション状況等に応
じて、修繕工事の方式を決めること
■一般的な3つの方式のメリットと注意点■
■マンションの施工会社や管理会社に任せたら?…本当にあった怖い話■
■どの方式が最もコストが安いか?■
■第4の方法「MACM方式」とは■
【法則2】建物の劣化診断だけでなく管理の劣化診断も行うこと
【法則3】物理的な劣化だけでなく、快適に暮らすためのグレードアップ工事も視野に入れること
■3種類の劣化とその回復■
■グレードアップ工事の実例■
【法則4】常に住民に情報をオープンにし、丁寧に総意を得ること
■【実例】総会で決めたはずなのに…■
【法則5】工事会社の決定にあたり、適正に競争させた上で、管理会社も含めて、パートナーとして、うまく付き合うこと
■MACM方式「パートナーシップ活用によるコストダウン」■
■MACM方式「適正な競争によるコストダウン」の8つのステップ■
■工事開始後の追加工事におけるコストダウンの手法■
【法則6】長期的な修繕計画まで踏まえて進めると同時に管理の見直しも行うこと
■「マンション修繕周期表」の正しい見方■
■「修繕積立金」の適正額とは?■
■積立金の負担増を抑制する二つの方法■
【法則7】真に住民側に立つ“愛”のある専門家を入れること
【おわりに】
【大規模修繕工事コストダウンと管理費コストダウンの実例】
◎著者紹介
馬渕裕嘉志(まぶちゆかし)
岐阜市生れ
株式会社リブネット・プラス マンション管理相談センター 代表取締役
しあわせデザイン研究所 代表
昭和60年、中部電力入社。平成12年、社内ベンチャー制度第1号(株)リブネットを設立。
日本の家づくりを最適化する「お客様も事業者も共に幸せになる“家づくり仲介システム”」
を開発。7年間で1000件以上の家づくりに関わった後、平成19年9月に中部電力から離れ、
3年間で、住関連コンサルティング会社3社を設立。全国でコンサルティング・執筆・講演を行う。
平成19年から毎日執筆しているブログ「しあわせデザイン研究所」は、全国人気ブログ
ランキング(建築部門)年間1位も獲得している。
著書:「実録 マンション大規模修繕物語」
「マンション管理を劇的に改善させる5つの法則」
「大地震・計画停電に負けないマンションになるための5つの法則」
「図解 インテリア住宅」店舗システム協会編(執筆協力)」
「住まいと電化」連載他執筆多数/「新建ハウジング」連載他執筆多数