本書は、TOEIC900点を取得するためのテクニックが20項目に分けて記載されています。
ルール自体、なるほどね、と思えるところはあるのですが、とにかく例題が解きにくい。従来の解説本なら先に問題を示し、その後ポイントと共に解説、という流れです。しかし、本書はいきなりポイント＋解説があり、読者に問題を解くチャンスを与えていない、という残念な内容です。これでは、20項目のポイントがいかに良くても、読者の頭には残らないでしょう。
もっと構成を考えてもらいたかったです。

見ておけばよかった。。TOEICの結果（845点）が帰ってきたころ、就活も控えているし、何としてでも900点取らねば！と思って本屋に走って買いに行った本。著者の方々に知っていてほしいです。わらにもすがる思いで、タイトルを信頼して本を買う人もいるということを。

とにかく、中に書いていることは800点以上の人なら大抵の人が知っている内容。絶対に覚えるべきビジネス単語とされているものの多くは、いままでTOEICでみたことはありません。何よりもひどいのは、模試の採点表。正解数が○○から○○の人は、○○点から○○点くらい、といった超アバウトなものでした。そして、リスニングとリーディングを両方9割以上とっても900点にはならないことには驚きました！ほかの対策本では、数問間違えても満点になるという換算なのに。。

必要以上の多色刷りではなく、数ページのキャッチーな記載に期待を膨らませての購入でしたが、はっきりいってそこまでのものではありませんでした。
記載ルールに対して解説が中途半端。「TOEIC730以上の方を対象に作成し･･･」と書かれていたが、スコアが730くらいある人なら、ここに書かれていることはなんとなく知っているのでは？
ていうかこの本じゃなくても書かれいるような内容ばかり。

その本に2000円＋税とは？？？
CD1枚しかないのに？？？

900点を超えたくて購入したんです。
馬鹿にしているのか、といいたい。
本気で読者を900点以上に導きたいとお思いならそのような内容にしていただきたいと切に願います。

　宮下裕介さんの英語対策本の中で、本書の旧版が悪くない評価だったことと、著者がNHKの英会話講座で良く
お見受けする講師であるため、購入しました。
　しかし、中身を見ると、テクニックや重要単語・文法の整理においてキム・デギュン氏のシリーズ程の網羅性は
無く、問題量でいえば、模擬テスト１回分プラスアルファ程度でした。
　問題傾向においても、リスニングやリーディングにおいて高い単語レベルの知識が必要になるようなものの
ように違和感を感じるものが若干見られました（それだけTOEICの問題作成は難しいのだと思いますが）。
　問題演習をこなすための一冊ととらえることはできますが、TOEIC800点台の人がこれ一冊のみで実力の底上げを
期待はできないなと思いました。
　

この本だけではTOEIC900点は難しいと思います。
それと、コストパフォーマンスもあまりよいとも思えません。
ルールやテクニックを追及したいなら、キムデギュン氏の本や、
ロバートヒルキ氏の「直前模試3回分」などをやった方がよいと思います。
また、ルールそのものも厳選されているとは思えません。
他の本で見るものばかりです。
問題のレベルはたしかに難しめですが、本番とはかけ離れています。
改訂にあたって練習問題を増やしたとありますが、厳選したルールをじっくりと説明する
のか、難しい問題をたくさん解かせて900越えを誘導するのか、はっきりすべきでしょう。
この本は少し中途半端な気がします。
一通りやって無駄というわけではありませんが、この本の練習問題を解いただけで書かれ
ているルールが身に付くとも思えません。
テクニックの質と問題の量と質を考慮すると他の良書をあたるべきでしょう。