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「綺麗な人」と言われるようになったのは、四十歳を過ぎてからでした (光文社文庫)

価格: ¥540
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
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自分の中の「イタさ」を知るために ★★★★☆
今までのレビューを読むと、酷評されていますが、私はすごく面白いと思ったし、共感できたし、自分自身を反省する部分がとても多かったです。
エルメスもバーキンも高級ブランドに全く縁が無い私でも、書いてある事に嫌みは感じませんでした。
なぜ今まで、こんなに酷評されたのかが、わからない。
彼女自身が、自分自身の本当の姿を知っていて(出自も容姿も性格も)冷静に分析していて、勘違いしていないから、憎めないんだけどなあ。
女が美しく産まれたか、良家出身かだけで、100m走にたとえたら50m位のハンデーがある事を知っている著者だから、書けたのでは?特に「STORY」とかの読者に対して。
著者が絶えず美しくなろうとして努力し続ける姿は、物凄い執念と努力。

ただの悪口ではなく、正直に逆説的に真理を説く、林真理子的エッセイだと思います。
相変わらずの真理子節を読みましたが、ものすごく日本における中年女性の「勘違い」や「イタさ」を突いています。
宝石が似合う女、「劇場」と「映画館」の違い、大物アーティストTとすったもんだの恋愛劇を繰り広げた女優Iの勘違い的な古いメイクのイタさなど、共感できました。
「白おばさん」と「黒おばさん」の比較も面白かったです。

これから、ファッション、流行、文化、芸術、ライフスタイルに至るまで、どれだけ勘違いとイタさを排除して生きていくか?
いわば風見鶏的に日本の中年女性が、「カワイイとか若く見える事にこだわる勘違い」の呪縛から脱却するように、エールを送っている本なのでは?
題名が違っていたら、今時のK女史の本のように叩かれなかったろうに、お気の毒。
同じ。 ★☆☆☆☆
林さんのエッセイは基本的にはとても好きなのですが、この本に限らず、あれ?これ前もどっかで読んだな?というのがこのところとても多くて残念です。忙しすぎるのでしょうか、出版社も他社で書いた文章までチェックできてないのでしょうか?子育てや、主婦業(土・日)、個人事務所、好きなことは言え海外、国内での仕事、会食、人脈作り(ネタ作り?)抱え込みすぎて把握できかねている感じです。。
おもしろかったけどなぁ ★★★★★
好意的なレビューがあまりないのにびっくりしました。
軽い読み物としては十分楽しませてくれるし、ちょうど40代の私にとっては、先輩の意見としてとても参考になったし刺激も受けました。
意地悪とか自慢ではなく、親切にいろいろ教えててくれているんだと思います。
一般の女性だったらここまでの経験はできない訳ですから。

最後の洗練についてのエッセイは、私も同じことを考えていたのでとても嬉しかったです。

年を重ねることを勇気づけてくれる一冊だと思います。
あの程度で綺麗な人・・といわれてたのか?作者の脳内妄想? ★☆☆☆☆
痩せたからといって、全然前のとどと変わり映えしないのに、何なのだろう・・この勘違い振りは?
顔が・・顔が・・顔が・・
相変わらずブサイクなままですよ。
大先生におなりになり、回りの社交辞令やお世辞を鵜呑みにしてしまった、哀れな中年女の悲哀がつまっています。
むちゃくちゃ、気分悪いです。
もうあきあきです。 ★☆☆☆☆
この方がなりたかったのは、作家ではなくセレブになりたかったのね〜。かなりの数を読み期待もしてたのですがもう私はこれまでかな。