■電子書籍【2013】
■380ページ（文庫本換算）
■エンターテイメント小説

【内容紹介】

三姉妹、覚醒。
人類を救う──　これぞジェットコースターエンタメ!!


ある日、派遣会社をクビになった瑠美（るみ）は、渋谷の駅前で富士山の噴火に遭遇する。
日本は一夜にして大パニックとなるが、
この事態を父が事前に知っていたことを知らされ、さらに愕然となる。

すぐに国外を脱出し、米大学に勤める父を訪ねるが、
父はすでにおらず、代わりにメッセージが置かれていた。

「私には敵がいる。富士山を爆破した凶悪な連中だ。
奴らの正体をつかみ、暴虐を食い止めろ。
それができるのはおそらく、お前たちだけだ──」

意味を掴めず恐怖に翻弄される瑠美だったが、
二人の姉と合流したのち、徐々に事の輪郭が見え始める。

この世界は今、完膚無きまでに叩きのめされようとしていた──。

常に濃いサングラスをして周りを見ない、長女のルリ子。
常にヘッドフォンをして人の話を聞かない、次女の流花。
常にマスクをして口をきこうとしない、三女の瑠美。

この数奇なる三つ子の三姉妹に、人類の存亡が託される──。


【読者の声】

■25才・男性・会社員
まさにジェットコースター。キャラ良し、舞台良し、展開良し。やがて人類と自分の愚かさに気づいた時、思弁が奔流となる！

■40才・男性・会社員
こんなこと書いて大丈夫なんだろうか。今現実に存在する世界の陰謀を、どうやって駆逐するか。まるでドキュメントだった。

■36才・女性・派遣社員
これって本当の話？　衝撃すぎて、読後しばらく放心状態…。

■27才・女性・会社員
登場人物の全てが魅力的。アインシュタインの言葉も印象的。ハラハラしながらも深く考えさせられる、凄まじいお話でした。

■29才・女性・派遣社員
自分は生きてるだけで負け組なんですね。死にたくなりました。