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「歌」の精神史 (中公叢書)

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 中央公論新社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:山折哲雄/著 出版社名:中央公論新社 シリーズ名:中公叢書 発行年月:2006年08月 関連キーワード:ウタ ノ セイシンシ チユウコウ ソウシヨ うた の せいしんし ちゆうこう そうしよ、 チユウオウ コウロンシヤ チユウオウコウロンシヤ 4622 ちゆうおう こうろんしや ちゆうおうこうろんしや 4622、 チユウオウ コウロンシヤ チユウオウコウロンシヤ 4622 ちゆうおう こうろんしや ちゆうおうこうろんしや 4622 いま、叙情が危ない。われわれのこころの世界が乾き上がり、砂漠化しているのではないか。叙情を受け容れる器が損傷し、水漏れをおこしているからではないか。叙情とは、万葉以来の生命のリズムのことだ。魂の躍動をうながし、日常の言葉を詩の形に結晶させる泉のことだ。それが枯渇し危機に瀕しているのは、時代が平板な散文世界に埋没してしまっているからである。歌の調べが衰弱し、その固有のリズムを喪失しているから
日本には魂の躍動する抒情の歌があった ★★★★★
 本書の章立ては次のようになっている。これを見て、ぞくぞくっとならない人は、この本を読むことはない。ただ、少しでもこの中に興味のある章があるならば、読んでみて期待は裏切られないであろう。著者はそれぞれの項目の専門家ではない(と思われる)から、その点では不満に感じるかもしれないが、国語学からではなく、日本精神「抒情」の喪失を嘆く視点でまとめてくれた功に敬意を表したい。
日本の「歌」は今、栄えているのか、それとも衰えているのか?