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Three to Get Deadly (Stephanie Plum Novels)

価格: ¥728
カテゴリ: マスマーケット
ブランド: St Martins Mass Market Paper
Amazon.co.jpで確認
家族の強い絆に支えられた、元気で痛快なバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)、ステファニー・プラムを主人公にした、イヴァノヴィッチの既刊の2冊を読んだ人ならご承知のように、ステファニーが活躍しているのは、「バーグ(街)」、「住み心地のよいニュージャージ州トレントン地区。家も教養も狭いけれど、心は広くてあったかいところ」である。そういう町を舞台に、プラムは正義と「かっこよさ」のために闘っている。今回追っているのは、町の人から愛されているキャンディーストアのオーナー。夜間は麻薬を取り締まるために自警の仕事をしているようだった。著者は現在ニューハンプシャー州に住んでいるが、トレントンに対する深い愛情が作品を書く上での原動力になっている。プラムの登場するペーパーバック版は『One for the Money(邦訳:私が愛したリボルバー)』、『Two for the Dough(邦訳:あたしにしかできない職業)』がある。
ますますメチャクチャ ★★★★☆
相変わらず面白かった!
オー・ディッキー(ステファニーの前の夫)とルーラのやりとりとか、モレリとの仲とか、ますますメチャクチャです。かっこいいのがバウンティハンター仲間のレンジャー。キャラクターは濃くないのだけど渋いというか、ツボを押さえていてかっこいい。おばあちゃんが出番少なかったけどいい味出してたし、面白かった。
How about a spice cake? ★★★★☆
Stephanie, a bounty hunter, pursues a saint of the town. It does not seem a hard to solve at first, but this develops into a serial murder case. Stephanie struggles not only to investigate but to survive, because she got shot three times.
This time, a spice is her newly-bought ever-troublesome truck of a Japanese automobile maker, which ends blown up at the last of the story.
In this story two souls, who have already made a debut in the previous books, stand out as main personalities: Lula and Ranger. They are very different from each other in character and help Stephanie's pursuit in their own ways. They are unconnectedly invited to the dinner at Stephanie's parents', and through the conversation family members, probably not intentionally, reveal the visitors' charms.
The world around Stephanie gets more and more rich and alive.
シリーズ3作目はミステリ風味がたっぷり ★★★☆☆
 シルバーダガー賞受賞作。ミステリの著名な賞の受賞作だからというわけではないが、前二作に比べてミステリ風味が強く、それが読書の推進力になって意外とスラスラ読めた。今回のターゲットはタイトル通り、失踪した「モーおじさん」である。この誰にでも愛されるモーおじさんが作り物めいて見える読者には、これもきっとダメでしょう。ミステリではありがちなモチーフが透けて見えてしまうのには、灘本さんというイラストレーターのうますぎる表紙絵に負うところも大きい。モーおじさんという人間が丸見えですから。表紙絵を見た瞬間モーおじさんの真実がわかってしまった。他人にズカズカと入り込んでいく、下町風人間関係も変わるところがないし。

 でも、最後まで楽しめましたよ。相棒がメイザおばあちゃんからルーラに変わったところが大きいかも。メイザおばあちゃんって、とても魅力的な脇役なんだけど、この人のドタバタぶりはちょっと鼻につくのだ。ルーラだって、たいへんな身勝手ぶりには違いないのだが、なんとか許容範囲に落ち着いているので。今回はステファニーも結構魅力的に見えたし。慣れ? わからないのが、前半部分でルーラに何度も置いてけぼりを食って、怒らないステファニー。男性登場人物には結構怒るのに、宿敵ジョイス以外の同性には甘いように見えてしまう。女性に優しい? 人間関係がなあなあに見えてしまう。ジョー・モレリに当たり散らすのには理由があるのはわかっているのだが。

 ハムスターのレックスの登場場面が増えたからなのかどうかわわからないけど、やっとステファ二ーの痛みがちょっとだけわかって、吹っ切れたヒロインという巷の評価も少しわかって、その上ステファニーが可愛く見えてきた。が、男どもはどうもイマイチ。女性キャラには無類のうまさを発揮するが、男性キャラは出番が少ないせいか今ひとつピンとこない。モレリ、レンジャー、エディ・ガザラ、ヴィニー、ステファニーの父親と、良い味のキャラが揃ってはいるが。モレリ家でレンジャーに夕食をご馳走するなんてなぁ。ここらへんが好き嫌いの分水嶺でしょうか。