マンダラ塗り絵はここから始まった
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洋書は英語わかりません、と思わず、とにかく手に入れよう。マンダラぬりえ自体は英語も日本語もないのだから。
現在、多くのマンダラぬりえが出版されているが、この本が1978年に出版されていることを考慮すると、この本がマンダラぬりえの最初の本であり、マンダラをぬることで癒されると、世間に広く知らしめた本といってよいだろう。
紙質は、あまり強くなくて、わら半紙にぬっているような感覚。だが、マンダラ自体はとてもシンプルで、かつ、手書きではないので、きれいで規則性がある。宗教上のマンダラに基づくという基本路線ながらも、変な宗教色は消されている。加えて、マンダラが直径20cm弱と、大きく描かれているのでクレヨンなどでもぬりやすい。
マンダラ初心者には、ぴったりの本といえるだろう。