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わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて。―児童労働者とよばれる2億1800万人の子どもたち

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 合同出版
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読みやすさ満点っ★ ★★★★☆
この本を読んだきっかけは、スピーチだったけど
いざ読み出すと止まらなくて、
今の世界の子どもたちのことがよくわかったし
そのためには何したらいいかも
本に載っていてよかったです。
児童労働の実態と、その解消への取り組みが、わかりやすくまとめられている ★★★★☆
 児童労働に賛成する人はいないだろうし、それを条約や法律で世界的にも禁止しているが、自分が使っている品物が、それを介して商品化されているかどうかに関心を持つ人はまだまだ少数だろう。
 子ども兵や売春同様、苦しんでいる子どもは世界中に沢山いる。   その子どもたちを救うには、わたしたちが消費者として、児童労働製品を買わなかったり、フェアトレードマーク付等の商品を選ぶ以外に、先ず本書で実態を知り、子どもを学校に行かせる援助をNGOに対する寄付で求め、ODAの使途を変換させるよう、行政や政治家に働きかける方法がある。

 日本のODAは、その多くがヒモ付きで、日本企業に利益が戻るような仕組みになっているので、そうではなく、先進22国中17位と低レベルの教育プログラム援助を、増やさなければならない。
 子どもだけではなく、過酷や悲惨な労働条件で働かざるを得ない大人や、廃棄物放置の製造現場を取り巻く環境を変化させるのも、政府に働きかけるのは個人としては難しいが、消費者としてのわたしたちの商品選択の力であり、一人一人では小さいが、それは大きな力となることを知り、グリーンコンシューマーが一人でも増えるためにも、広く読まれるべき本です。
私たちは、子どもの命と人生を食べている ★★★★★
子ども(5〜17歳)の7人に1人が児童労働をしているという。学校に通うことも、遊ぶことも許されず、サッカーボールを縫い続ける5歳の子、8歳で売春婦にされた子、気温40度の中で1日トマトの収穫をする10歳の子。過酷な奴隷のような労働を強制されている子どもたちがたくさんいる。特に、カカオやバナナなど換金作物を作る農園に多いと言われている。換金作物は、国際市場の中で安く買いたたかれ、価格変動も大きいので、農民の収入は増えず、労働条件が低いままにされてしまうというのだ。先進国に住む私たちが、安くコーヒーやチョコレートを食べるために、教育を受けることも、遊ぶこともできずに衰弱していく子どもたちがたくさんいる。私たちは、そうした「子どもたちの命と人生を食べている」。
ACEは、そのような問題をなくすために働くNGOである。現状を知らせ、思いを共有する人をつなぐこと、政府や企業に対策をとるよう働きかけること、そして、私たち一人ひとりが何らかの行動を起こす手伝いをする。
一番簡単な行動は、この本を買うことだ。この本には、児童労働の問題と解決への道筋が書いてあるだけでなく、売り上げの一部が、ACEの活動資金として使われる。チョコ好きの人は、まず、ご一読をおすすめする。バレンタインデーの贈り物としても良いのではなかろうか。