命降る町、お星さま。
価格: ¥0
洞窟に車ごと突っ込んだ祖母を救助しようとする救助隊員の人たちを見て、
ピヨ太は医者になることを決意する。
弱冠12歳にして医師免許を取得したピヨ太は、
いまだ洞窟の中で動けずにいる祖母のところへ向かうが・・・
***
「命乞い」をテーマにしたが、
ここで描かれるのは
生き延びようとしてブザマに命を乞うことではない。
天に向かって新たな命を積極的に求めていく、
雨乞いのような行為としての「命乞い」。
真剣だけど、どこか不思議。なんか変。
西浦啄真の初期短編。
※泣けません。感動モノではありません。