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いのちをいただく

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 西日本新聞社
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号泣しました ★★★★★
私は昔、家畜を食肉加工センターにトラックで運送する人の話を聞いたことがあります。
牛は自分が殺されるのをわかっていて車に入れられるのを泣きながら拒み、運送されている間も涙を流すと聞かされた時はショックでした。

私も動物を愛する一人の人間です。

たまにベジタリアンの人は肉食を否定されるかたもいらっしゃいますが、ベジタリアンの人は「食べない」とゆう動物への愛情表現を選び、私は「残さず食べる」とゆう愛情表現を選びます。
「食べない」人の行いも本当に尊いと思うし、残さないで食べる行為も人として、また尊い。

お恥ずかしいのですが、実は今まで屠殺業に偏見を持っていたこともあって、その考えは本当に間違っていたと思い知らされました。
本当にごめんなさいと言いたいです。


今は食前の「頂きます」を心から感謝して言えるようになり、毎日当たり前のようにある食べ物をけして当たり前と思わないようになりました

またこんな素敵な絵本に出会えて本当に感謝したいです

子供に読み聞かせました。 ★★★★★
食肉加工センターの短い短い物語。
いのちをいただく物語。

たくさんのいのちを奪い、そして、
やっと生きてる自分を、認めなきゃ..

子供に読み聞かせました。いい本です。
朗読しました! ★★★★★
「いただきます」
この言葉の意味を深く知ることができました。
挿絵とお話がとてもマッチしていて本の世界に深く入り込めます。
最後まで読んで下さい。
いのちをかえす ★★★★★
 「娘が食事を残さなくなった」というような帯に魅かれて書店で購入。
私は元から食事を残さないが、それを他人にどう伝えるかのテキストになるかと。

 人間は生きるために、命を頂く。それはもうどうしようもない事実。
ベジタリアンは、植物には命を感じないのだろうか?
鯨やイルカだけを保護の対象とする人々は、他の魚には知性が無いと思っているのだろうか?
長年、疑問だった。

 牛だって泣く。「百姓貴族」という漫画にも描かれていた。
百姓という単語には、百の「生」が入っている。
大切に育てた命を、誰かに差し出す。野菜であれ食肉であれ、慈しんで育てた命を。
だから、受け取った者は、それを粗末にしてはならない。

 本書の内容からは外れるが、私は火葬されたくない。もったいない。
せめて土となって、虫や草を生かしたい。たくさんの命を受け取った者として。
だが法律には従わなければならないので、せめてとの思いからドナーカードを持っている。
私が必要なくなったものくらい、他者に差し出したい。受け取った命を誰かに渡したい。
賛否両論あるだろうが、食物連鎖の頂点にいるだけでは、申し訳ない。
だから感謝などされたくない。私にとっては当然の、自然の摂理だから。
 「他者の命を奪ってまで」という意見もあるが、自然治癒以上の「医療」を手にした人間にとって、移植も風邪薬も変わらないではないか。
どんな薬も実験動物の命を頂いて出回っているのだから。

 閑話休題。甥姪に読み聞かせしたところ、この本と「つみきのいえ」は、リクエストが多い。
巧く言葉にできなくとも、なにかを受け取ってくれれば、嬉しい限りだ。
いただきますの意味を教えてくれる ★★★★★
『坂本さんは、食肉加工センターに勤めています。
 牛を殺して、お肉にする仕事です。
 坂本さんはこの仕事がずっといやでした。』

でも、ある出来事のあと、

『坂本さんは、もう少し、
 この仕事を続けようと思いました。』

実在の坂本さんが小学校で講演した時のお話を元にした絵本。

後半には農業・漁業・保育の立場で働く3人に
『いただきますということ』についてインタビューした記事もあります。

実話に基づいているので、非常に説得力があります。
九州の方言も柔らかい優しさを醸し出しており、
子供が描いた的作風の絵もお話にマッチしています。

私の考えでは小学校中学年くらいからがお勧めですが、
親子で読むなら低学年からでも良いでしょう。
中学生以上が一人で読むのも良いと思います。

生きることは食べることを教えてくれる感動の一冊。
衝撃の一冊 ★★★★★
友人にすすめられ購入。ショックというか、今までの食事の仕方を反省。今の生活のままでは衣食住に困るときがきっときます。この本を読んで多くのことに気づかされるはず。
いのちのすばらしさ ★★★★★
「いただきます」の言葉を軽々しく言えなくなりました。流れ出る涙が、生きることの悲しさと素晴しさを教えてくれるはずです。子育て中の方は必読!わが子に一番教えなければならないことに気づくはずです。