【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:アラステア・ダゴール/著 川成洋/訳 出版社名:東邦出版 発行年月:2006年10月 関連キーワード:ジエ-ムズ ボンド ゼロゼロセヴン シ-クレツト フアイル じえ-むず ぼんど ぜろぜろせぶん し-くれつと ふあいる、 トウホウシユツパン 5202 とうほうしゆつぱん 5202、 トウホウシユツパン 5202 とうほうしゆつぱん 5202 本書は、MI6(海外秘密情報部)の長官であるMによって書かれた序文から始まっている。そして、007という、世界で最も有名なスーパースパイのトップシークレット情報のほとんどが明らかにされている。読者は、初めて公開されたジェームズ・ボンドの数々の仕事と、彼の魅惑的な人生を通して、スリルに満ちた冒険の世界へと導かれるだろう。具体的には、『ドクター・ノオ』から最新の『カジノ・ロワイヤル』まで、ボンドが受け持ったすべての任務が詳細に解説されている。かつてないほどの精密なイラストと写真によ
少年向けに言うと、まさに「007スーパーメカ写真図解大百科」。ただ訳が疑問。
★★★★☆
映画007全シリーズ作品の、まさに『オールカラー 原色007スーパーメカニック写真図解大百科』です。
作品自体は大人向けでしたが、そこには凝った魅力的な数々のアイテムやギミックが登場していました。
本書は、それらの比較的低年齢層のファンをもターゲットにした、公式の本格的な「007大図鑑」です。
その構成は、公開順に各作品ごとに、先にも述べました、ボンドカー、ジャイロコプター、スペースシャトルや宇宙ステーションなどのスーパメカニックや、秘密道具、秘密兵器、敵の秘密基地はもとより、
数々の任務の詳細、飛行機からの決死のダイブ(私を愛した・・・)、断崖絶壁クライミング(ユアアイズ・・・)、敵の作戦、決闘シーン、悪役、美女が
写真で掲載、もしくはイラスト・透視図によって図解されていて、大人のマニアも十二分に楽しめます。
1点気になったことが。
「私を愛したスパイ」のボンドカー・水陸両用ロータスエスプリの愛称は、「007は二度死ぬ」のジャイロコプターの名称「リトル・ネリー」にちなんで、
「ウェット・ネリー」(この呼称は脚本のみで映画では出てこない。「おねしょのネリー」の意味だとか。)なのだそうですが、
「ウィット・ネリー」とカタカナで表記しています。誤植?わざと?
翻訳家の方は、007映画には詳しくないように見受けられるのですが・・・。
他にところどころ直訳的な表現も…。
また、本書は【2006年改訂英語版】(【2000年英語版】に「ダイアナザーデイ」「カジノロワイヤル」の2作品を後から追加したもの)の日本語訳です。
そのため、2作品の掲載内容では、図とイラストが少なめで、それ以前のパートに比べると後から付け足した感が見えます。
特に「カジノロワイヤル」は巻末に「カラー2ページ」写真数点のみを追加しただけです。
大人の童話に子供心の商品を
★★★★☆
本書は、各映画作品を掘り下げようとする資料的な価値は無い。純粋に、「007シリーズで遊ぼう!」という意図の下に制作されている。
各作品の舞台になったスペクター他の「悪の秘密基地」やボンドカーの大図解集!かつての「少年マガジン」に代表される漫画雑誌の巻頭企画のノリを大真面目にやっているのである。
007シリーズは一言で言えば、大人の願望充足童話であるわけで、お色気を排してしまえばもう、子供の興味と同じ目線での楽しみである。だからこそ、世代を超えて長く広く愛されているわけだが、40年に渡って未だ新作が作られている「怪物的」人気シリーズのある種の本質を、本書は見事に切り取っているわけだ。
そして面白いのは、本書はイギリスで出版されたものを和訳しているということ。イギリス文化と日本文化は似たところが多いわけだが、この種の「大図解趣味」まで通じる部分があることは驚きだ。だが、それをまじめに商品化しようという試みる「遊び心」は、残念ながら日本人。。。商業ベースで見るマジョリティ。。。は持ち合わせていないのであった。
日本とイギリスの比較文化論的史料価値というのはあるのかもしれない。
とにかく、007好きにとってはいい本です!
★★★★☆
いざページを開いてみると、私の好きな秘密兵器が、細かく載っているではありませんか!とにかく何が何でも007好きにはたまらない本です。多少、ほんの少しだけミスがあったりもしますが、「James Bond:TheSecret World of 007」の日本語訳なのでカジノロワイヤル公開の機会にぜひ購入してはいかがでしょうか。(英語が分からない方にお勧め・カジノロワイヤルのことも少しだけ載っています)
ジェームズ・ボンド 公式大図鑑
★★★★☆
「恐竜図鑑」「魚の図鑑」「植物の図鑑」「宇宙の図鑑」……
「ジェームズ・ボンド図鑑」みたいなノリです。
第一作『ドクターノオ』から最新作『カジノ・ロワイヤル』までの、
主要な登場人物やストーリー、アイテムや兵器などをカラー写真と
カラー絵(まさに図鑑な感じの、注釈付きのアレ)で紹介しています。
映画に関する、詳細な資料集を期待するとガッカリするかも。
字は大きめですが、漢字にフリガナはついていません。
ページも一般の図鑑と比べると薄め(160ページほど)です。
『カジノロワイヤル』以外はオチまでネタバレしてますので、未見作品が
ある場合はご注意のほどを。