なんとなく現実感
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まんがタイム系の、複数の4コマ誌に連載されているこの作品、いつも、なるほどと思って、ちょっと考えさせられます。
会社のオフィスに寝泊まりするOLのゆかりさんは、通勤不要の、お気楽な毎日です。
しかし、考えてみると、我々も、仕事多忙の時は、職場に泊まり込んだりもしますよね。
また、深夜や早朝勤務の方、不規則勤務の方は、住み込みで仕事をされている方も、少なくないですね。
一方、本当に会社で寝泊まりする、モーレツ社員または会社創業者の方も、おられます。
ところが、ゆかりさんは、一線を画します。
何しろ、仕事が多忙かどうかに関わらず、会社に住んでいるのですから。
そのため、アフターファイブは、パソコンでDVDを観たり、といった、気楽さです。
若手社員の永井君は、遊ばれていますね〜。(笑)
セールス三人娘の、カモにされているのも、面白いです。
本、第2巻では、珍しく、ゆかりさんが外出しているところを、見る事が出来ます。
会社の洗濯機の故障のため、コインランドリーへ、お出かけです。
ゆかりさんにとって、外食とは、屋上で弁当を食べる事なんですね。
現実感を伴うギャグが、そこはかとなく、面白いです。