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[国公立大]医学部の英語 (MEDICAL 難関校過去問シリーズ)

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 世界思想社教学社
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若干のスレ、汚れはあります。小口に少し汚れがあります。折込み、書込みは見あたりません。
臨床医学のみならず自然科学分野を幅広く扱った36長文+14題の英作文 ★★★★☆
本書では、国公立大学医学部の過去問が問題編と解答解説編に分冊化している、選定された問題は、空所補充、並び替え、内容一致、和訳、要約など普通の総合問題。長文の内容もそれなりに興味深いし、全訳もあり解説も丁寧。
英作文のパートは和文英訳とテーマ英作文にわかれており、各々7題ずつ。確かに医学部に出てきそうな内容だし、解答例も概ね正しい英語なので、参考になるだろう。

長文読解のテーマは36あり、大学名と難易度、標準解答時間の目安が問題ごとに明記されているが、難易度は英文自体と設問に分けていてくれればなおよいだろう。その難易度設定も著者の独断が強い気がする。
36長文のテーマをいくつか例示すると、味覚の仕組み、感染症の歴史、SARSで得た教訓、ヒトゲノム、輸血法、乳がん手術、安楽死、心臓発作の治療学、プラセボ対照型臨床試験、コンピューターと脳の対比、記憶の仕組み、ミツバチの体内時計、障害者の社会進出。

こうしてみてみると、基礎・臨床医学のみならず、社会医学、福祉、自然科学の分野を幅広く扱っていることがわかる。
幅広いのがよいかどうかは見解次第だ。普通の英語の勉強をしてきた受験生が、実際に医学部で出題された英語に慣れたいというのであれば購入してもよいが、あなたが医系英語ばかり出てくる大学の対策のために類書を探しているのであれば、西村真澄先生の著書のほうがよいであろう。彼女の著書「私立医大の英語」にあるような医学用語を整理した図表や参考資料のページは本書にはない。

個別の傾向把握や対策は赤本でやればいいので、本書の立ち位置は微妙だが、解説の質、問題選定のセンス良さとして、1冊の問題集としての完成度は高い方と思われる。
私は中古で安く買えたので得した気分だ。
試験直前期の仕上げに ★★★★★
この問題集は医学部で出題された問題で、いわゆる科学や医療などの話題が取り上げられた英文が数多く収録されています。


問題数だけでなく、解説も一問一問思考のプロセスを追って解説する方法をとっていて、とても親切でした。


構成は読解編と作文編に分かれていてとても使い勝手も良かったです。


おすすめの使い方としては、現役生には直前期に赤本と併用して用いれば、少々単語が高レベルだったりそういった分野の単語が出てきたりする医学部特有の科学・医療関係の英文にも抵抗なく入り込めるよう免疫がつくのではないでしょうか。


おすすめの受験生層としては、星によってレベルが1〜4に分けられているので、医学部受験者ならば幅広く使えると思いますが、地方大で他学部との共通問題で簡単な問題しか出ないと言う方には少しオーバーワークな気がします。



どうぞ、ご参考までに・・・