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Harrison's Manual of Medicine, 17th Edition

価格: ¥5,191
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: McGraw-Hill Professional
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単なる要約本ではない ★★★★☆
Harrisonのエッセンス、という点には異論はありませんが、Manualというタイトルからも分かるように診断と治療に重点の置かれた書き方になっていて、病態生理についての記述はかなり圧縮率が高くなっています。ですから内科の勉強、というより現場色の強い内容になっている点に注意する必要があります。その点ではCecil Essentialと一線を画しています。
 従って学生の勉強には向かないかも知れませんが、実習に行ったときにHarrisonの親本など持ち歩けないので、この本で概要をつかんで家に帰って親本をめくる、といった使い方なら問題ないと思います。
エッセンスが凝縮! ★★★★★
ハリソン内科学第16版のポケット版(でもポケットに入れたら結構重い)。世界のゴールデンスタンダードである親本の誇る詳細な記述からエッセンスを抽出して重要ポイントを並べた感じの本。それなりに文章がうまくできているし、2色刷りで図表やアルゴリズムも載っているのでとてもとっつきやすい。もちろんこの1冊だけでは内科学のすべてを理解することは無理で、親本(親切にも本文中に親本の参照ページが書いてある)や他の文献で補いながら、ということになるであろうが、まず最初にハリソンにどう書いてあるかポイントをつかんでおきたい人にはうってつけな1冊。個人的にはハリソン版のイヤーノートといったイメージが一番近いか。
自分は・・ ★★★★☆
 ハリソンのマニュアル版。持ち運びに便利で、内容も良く書いてあります。書いてない事もありますが、辞書としてでなく、マニュアルである事を認識して用いればうまく使えると思います。日本語の表現だと、結局どうなの!という表現がありますが(例 比較的まれではない等)、そこは英語。端的にポイントをつかんで表現してあり、より臨床的な情報がのっているので理解しやすいと思います。あと、これは自分だけかもしれませんが、ワシントンマニュアルよりも表現が平易なので読みやすい印象を受けました。文章も短く、チャートや図、表などもワシントンマニュアルよりも載っているので、自分はこちらの方が使いやすく感じました。
ちょっとかっこつけていやがるぜ、という野次に屈しようはずがない1冊 ★★★★☆
本当は肌身離さずいつも持ち歩きたい本ですが、どうも親本の方もある程度読みこなしていないと、このHandbookのすごいところはあまり引き出せないと聞きました。便利だから私はこれはこれだけでも十分に偉大な本だと思います。
より臨床的な問題解決のために ★★★★★
素晴らしいものでした。 知識の断片のアウトプットのみを必要とする日本の国家試験問題に対して、この問題集では頭の使い方の変更を求められます。臨床現場での実際の問題解決が擬似体験できると感じました。解説もそれ自体が読み物として含蓄があり、飽きさせません。欠点を述べると、ハリソンとの対応が大雑把で、より詳しい議論をハリソンに求めるのに多少苦労することです。