事例・体験談としては面白いが、役に立つかというと・・・
★☆☆☆☆
管理組合の役員の輪番が廻って来たのを機会に、少し勉強するつもりで本書を読んでみた。私自身、以前役員をした際に、管理委託費の大幅な引き下げ、修繕積立金の見直しなどの手当てをした。その際の経験から「闘う楽しむ」という本書のタイトルに興味を引かれ購入した。
管理組合による管理の見直の事例として、いくつかのディテールも記され本書の内容は「楽しめる」ものとなっている。しかし、組合役員などが、管理を見直すためなどに本書を読もうとするならば、残念ながら、むしろ、他の体系的に記載された書籍を読まれることをお勧めする。
とても読ませる内容です
★★★★☆
マンション管理組合の立場から経験したことをシニカルにかつユーモラスに書かれています。
マンション管理の初学者、購入検討者、購入直後のかたにお勧めの1冊です。
読み物としておもしろい
★★★★☆
実用書ではないかと思います。
実用的な本ならほかにいろいろとあります。
これは、いかにマンション管理、理事であることを楽しむかという
読み物の本です。
理事をしていますが、やる気が出てきました。
「実録・マンション管理奮闘記」です。
★★★★★
マンション管理という気重になるテーマを、自身の管理組合での体験を下に綴った作品。
この体験記はとても読みやすく、参考になる内容もあります。
マンション管理の一つの解であることは間違いありません。
実践的な方法と工夫の履歴が書かれており、内容には説得力があります。
他の方のコメントにもありますが、HOW TO物というよりは、
読み物として優れています。
しかし、日本のどのマンションにでも当てはまるかというと、
必ずしもそうではない、ということを筆者も言っています。
この筆者のように、いい意味で「奇特」な方でなければ、
なかなか管理は面倒に感じるものでしょう。
持ち家を推奨し、一国一城の主になることが男子の本懐でもあるかのごときの
日本の住宅政策の下に繁栄してきた「分譲マンション」。
しかし、区分所有による法的な問題はまだ顕在化しているものが少ないだけで、
今後の大きな社会問題になることは必至です。
リゾートマンション
★★★★★
一時、リゾートマンション(湯沢)を購入しようと計画をしていた時に読んでみた。
寒冷地のリゾートマンションを舞台に、いかに経費を節約して高品質な大規模改修工事を行うかなど、マンション管理関係者や購入者が参考にすべき文章が多い。
マンション購入前にも読んでみると良いだろう。