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利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: ダイヤモンド社
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会社の究極の目的とは何か?――この単純で深遠な問いを掘り下げる。 英『エコノミスト』誌は、2013年のビジネス・トレンド・ベスト10の一つに「利益から目的(“From Profit to Purpose”)の時代である」というメッセージを挙げた。 ビジネスの世界において、20世紀は「手段の時代」であった。手段(や手法)が多様化したことで、専門分化が進み、部分最適(縦割りやたこつぼ化)が助長され、その結果、「企業の目的」「事業の目的」、そして「働く目的」が見失われてしまった。しかし、これらの「目的」(purpose)を取り戻した企業、たとえばアップルやグーグル、ホールフーズ、ザッポスのほか、世界的に評価されている社会起業家たちは、製品やサービスのみならず、マネジメントにもイノベーションを起こすと同時に、新しい資本主義を生み出そうとしている。 ドラッカーは「企業の目的は利潤の最大化ではない」と喝破したが、リーマンショックを機に、コンシャス・キャピタリズム(理性ある資本主義)、エシコノミー(道徳と経済の合成語)、さらには「マネジメント2.0」など、ドラッカーと同じ考え方に基づくムーブメントが世界的に広がっている。 本書は、ドラッカーやポーターなどのグールーらがそろって「企業の目的は利潤の最大化ではない」ことを主張していること、新旧のイノベーターたちが「共通善なる目的」(マイケル・サンデルの「正義」と同義)に基づいて行動していることを紹介しながら、目的に基づくマネジメントとその実践手法である「目的工学」というフレームワークをわかりやすく提示する案内書である。一読すれば、「目的工学では、目的群を正しく調整することこそが重要であり、成功のカギ」というシンプルな事実が理解できる。 利益や売上げのことばかり考えているリーダー、自分の会社のことしか考えていないリーダーは、ブラック企業の経営者と変わらない。