普段気付かない幸せ
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自分の今何気なく過ごしている日常が、こんなにも幸せな事なんだと思わせてくれる素晴らしい本でした。
何不自由なく暮らしていた少年時代。これとは反対に戦争の中で生きる為に過ごしている子供たちが今も何処かでいると思うと切なくなります。
いつの日か戦争がない時代というのはやってくるのでしょうか。
非日常でも現実の問題
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感動コミックは全巻読ませてもらっています。
三作目は少年兵のお話ということで、前作までとはガラッと内容が変わっています。
少年兵の現状というのは、日本の日常からは想像することもできず、この本を読んで初めて知ることができます。
私は、この本の主人公である鬼丸さんの講演会を聞いたことがあり、少年兵に関する知識がありましたが、この本を読んでさらに理解を深めることができました。
また、鬼丸さんの志の高さにも驚かされました。
新しいことにチャレンジしたいと思っても行動しなければ意味がありません。
行動していれば必ず活路が見いだせると言うことをメッセージとして受け取りました。
今の自分に必要なメッセージを受け取ることができました。
続編もあるようなので、今から楽しみにしています。
そして、この本を通じて少年兵のことを少しでも知ってもらえればと思います。
元気が出ました!
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友人の紹介で読んでみたのですが、主人公の取り組みやウガンダと日本の子どもたちが未来に向かって生きていこうとする姿に元気をもらえる本でした。100年に一度の大不況と言われますが、日本ではその間に第二次世界大戦をはじめ、たくさんの困難を乗り越えてきたことを考えると、まだまだできること、やらなけければならないことがあるように感じることができました。
恐慌なんか吹き飛ばす勇気がもらえる
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内戦が続き、子供たちが少年兵として誘拐されていく。少年兵は親や幼馴染を殺すよう命じられることもあるという。そんな現実に立ち上がったNGO「テラ・ルネッサンス」の物語。その代表はなんと1979年生まれの若者。「こうしたい、こうなりたい、こういう風に生きたい、こんなことを実現したい、そう思って一歩一歩歩いていけば、必ず夢って叶うものなんだ!」というメッセージを漫画で分かりやすくリアリティをもって伝えてくれる一冊。日本の中高生には是非読んで欲しい。漫画だし、読みやすい。大学生、社会人もかな。「あれが悪い、これがダメ、あいつのせい、これのせいでうまくいかない」と人のせいにして行動しない全ての人が読むと良いだろう。30分で読める。金融危機だ、不景気だ、経済恐慌だ、と騒いでいるのが申し訳なく思えてくる。少々恐慌になっても生きていける、そんな自信が湧いて来る良著(良漫画)。